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全国高校サッカーで見た、
3つの強烈な“個性”。
~宮市亮、柴崎岳、樋口寛規~ 

text by

安藤隆人

安藤隆人Takahito Ando

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photograph byKYODO

posted2011/01/31 06:00

全国高校サッカーで見た、3つの強烈な“個性”。~宮市亮、柴崎岳、樋口寛規~<Number Web> photograph by KYODO

決勝で通算8点目のゴールを決めた樋口。今大会の得点王に輝いた

樋口は選手権での活躍で清水の入団テストに“合格”。

 2人とは異なり、大会の主役となった選手がいる。清水入団を勝ち取った滝川第二の樋口だ。昨年までは途中出場が多いボランチ、サイドプレーヤーだったが、今年に入りFWにコンバートされると一気に才能が開花した。だが好不調の波が激しく、8月以降は精彩を欠き、練習参加した清水からも『回答保留』の状態に。選手権が最後のテストの場になった。背水の陣で臨んだ今大会でその実力を大爆発させたのだ。

 相手の死角からトップスピードでゴールエリアに侵入し、ワンタッチでボールをコントロールして、左右両足から強烈かつ正確なシュートを放つ。今大会、樋口が刻んだゴールは8。右の内転筋を痛め、万全ではなかったが、気迫と覚悟で得点王を掴んだ。自力で最終テストをクリアし、清水入団を射止めたのである。

 三者三様の選手権。結果的には明暗くっきり分かれたが、いずれも明るい未来への挑戦権を手にしている。ここから這い上がるのは誰か。すべてはここから始まる。

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