ブンデス・フットボール紀行BACK NUMBER
ロイス離脱のドルトムントが怪しい。
僅差の2位に、気づけばバイエルン。
text by
島崎英純Hidezumi Shimazaki
photograph byUniphoto Press
posted2019/02/23 11:00
獅子奮迅の活躍を見せていたロイスがまたしても負傷。ドルトムントはこのヤマ場を乗り切れるか。
ブンデスはまだまだ混戦模様。
“一強時代終焉”の風が吹き始めたと思われた2018-19シーズンのブンデスリーガですが、またしても風向きが変わり始めた感が……。
行きつけのパブでバイエルンvs.リバプールを観戦していると、40代から60代にかけてのおじさん連中が苦虫を噛み潰したような表情を浮かべているのに対し、うら若き女性陣たちはイケメンのハメスやゴレツカ、フンメルスらが好プレーで魅せる度に黄色い声を上げています。やっぱりバイエルンには華やかで甘美な雰囲気が似合うのでしょうか。
いやいや、今季のブンデスリーガはまだまだ混戦模様。ロイス次第のドルトムントだって意地があるでしょうし、元警察官で強面のディーター・ヘキンク監督率いるボルシアMGも必死に追走中。
上位争いは他にラルフ“プロフェッソア(教授)”ラングニック監督が指揮するRBライプツィヒあたりまでに絞られましたが、もう少し、あと少し、今季はスリリングでエキサイティングなリーガタイトル争いが繰り広げられそうです。