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全日本バレー女子主将・岩坂名奈。
リーダーになった元“いい子ちゃん”。 

text by

田中夕子

田中夕子Yuko Tanaka

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photograph bySho Tamura/AFLO SPORT

posted2018/12/29 10:00

全日本バレー女子主将・岩坂名奈。リーダーになった元“いい子ちゃん”。<Number Web> photograph by Sho Tamura/AFLO SPORT

平成最後の天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権は、久光製薬が2年ぶり7度目の優勝を果たした。

逃げるのは簡単だから……。

「いくら久光はサイドの層が厚いとはいえ、これだけ負担も大きくしてしまうと、何やっているんだろう、って思う時もあります。ポンって押されたらそのまま折れちゃいそうな。でもそこで頑張らないと代表争いをする段階にも行けないし、一流には近づけない。

 絶対私はこの土俵に立つんだ、と思えるきっかけもチャンスも、たぶんそこらへんに転がっていると思うんです。でもそれは自分でつかむものだから、自分を変えていかないといけないし、逃げるのは簡単だから、逃げたくない。どれだけ分厚い壁があっても、逃げずに打ち破っていけるように。ここまで来たらもう、それしかできないですよね」

 デカイから。キャプテンだから。飽きるほど言われ続けて来たし、不器用な自分のことは、誰よりも自分が一番よくわかっている。

 カッコ悪くたっていい。この正念場を乗り越える結果を出すことができたら、その時は逃げることなく宙に舞う。どうだ、やったぞ、と胸を張って。

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岩坂名奈
久光製薬スプリングス

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