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宇佐美貴史はブンデス最下位に抗う。
「代表を見ている場合ではない」
text by
了戒美子Yoshiko Ryokai
photograph byGetty Images
posted2018/12/18 11:30
12月15日の第15節フライブルク戦では先発フル出場。CKで2得点にからみ、4試合ぶりの勝利に貢献した。
アジアカップの時間で立て直し。
状況は難しい。だが、下を向いている場合でもない。
「諦めたとかそんなことはないですし、そんなことは言っていられないので。どんな状況であれ、チーム全員で切り替えて次へとやっていくしかないと思います。
どんな結果でも拍手してくれるファン・サポーターに対して、やっぱり喜びを与えないといけないと思いますし、いっつも負けてばっかりで申し訳ないですけど。そのためにチーム全員で常に切り替え続けてやっていくしかないんじゃないかなと思います」
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第15節のフライブルク戦では、先発フル出場した宇佐美のCKからの2得点で久々の勝利を挙げ、最下位も脱出した。
兆しは見えはじめている。アジアカップに選出されなかった分、冬の合宿でチームも自分も立て直す時間が与えられた、とポジティブに捉えて、こつこつ取り組んでいくしかなさそうだ。