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根尾昂にトーチュウが狂喜乱舞し、
金本監督辞任にデイリーは激怒した。 

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プチ鹿島

プチ鹿島Petit Kashima

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photograph byHideki Sugiyama

posted2018/11/01 07:00

根尾昂にトーチュウが狂喜乱舞し、金本監督辞任にデイリーは激怒した。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

中日がくじ引きを制して交渉権を手にした根尾昂は、すでにしてただの選手以上の存在だ。

虎推しデイリーの名物コラム。

 さて、熱いコラムがあるのはトーチュウだけではない。阪神推しのデイリースポーツにも名物コラムがある。その名は『松とら屋本舗』。筆者は松下雄一郎氏。

 金本監督の「辞任」が発表された翌日(10月12日)。コラムのタイトルは何かと思ったら、

「暗黒時代へようこそ」

 ギョッとした。読み始めると冒頭から、

「こんなの書いたら来季に向けてカドが立つ。だから書かずにおこう。と昨日は思ってたんだけど……いい機会だから書きます。」

 と尋常じゃない。

「10日の甲子園最終戦。その試合後です。アニキの挨拶……」とまで書くと筆者は「書きながら腹立ってきた」

「監督しゃべってる時ぐらい……」

 誰に怒っているのか?

「アニキに怒ってるんじゃない。」とある。

「ここだけの話、家に帰った後も怒りが収まらなくて……テーブルのスマホを手に取った。」

 相手は揚塩球団社長だという。ここらへん、デイリーの名物コラムを書く方である。球団社長の連絡先も知っている。どんなメール内容だったのか?

「監督の挨拶の時、後ろにいた選手たちの様子をご覧になりましたか? あの中でヘラヘラしていられる神経が理解できないです……」

 という文面だったという。

「最初にベンチを出たのはアニキだった。それからだいぶたって、選手がチンタラ出てきて……アニキが一人で挨拶するのかと思った。てか、監督しゃべってる時ぐらい神妙にしろよ。薄ら笑い浮かべる選手もいた。」

 選手の態度に怒っていたのだ。

【次ページ】 「誰が監督やっても一緒です」

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