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女子サッカープロリーグは発展中。
米国、欧米の二極化も実は低年俸。 

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フランク・シモン

フランク・シモンFrank Simon

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photograph byFranck Faugere

posted2018/10/23 07:00

女子サッカープロリーグは発展中。米国、欧米の二極化も実は低年俸。<Number Web> photograph by Franck Faugere

フランスの女子プロサッカーリーグは、世界最高の年俸を選手に払っている。

それぞれ観客数はどれくらい?

 NWSLの9クラブが使用するスタジアムの収容人数は4000人から2万人である。

 複数のクラブがひと試合あたり数千人の観客を動員しており、数ではヨーロッパを大きく上回っている。

 最も人気が高いのはポートランド・ソーンズで、一試合平均1万5000人の観客を集め、プレーオフではその数が2万人を越えた。

 ヨーロッパではビッグクラブでもそこまでの動員力はない。

 フランスの場合、リヨンやPSGの試合でも2000人を下回ることがしばしばで、ヨーロッパカップでも1万5000人を超えるのはごく稀である。

 来年の6月7日から7月7日にかけて開催されるFIFA女子ワールドカップが、人気上昇の起爆剤となることが期待されるが……。

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