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宮本恒靖監督でガンバはどう変化?
大激戦の残留争い、3つの光明。
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byJ.LEAGUE
posted2018/09/27 10:00
レヴィー・クルピ前監督の後を受けて就任した宮本恒靖監督。ガンバ大阪を徐々に立て直し、J1残留へと力を尽くしている。
勝ち点は15位と並んでいるから。
上位との対決でも勝ち点を手にすることで、降格圏から一気に脱出する――。そんな青写真を描いている。
2012年、ガンバが初めてJ2に降格した時、残り7試合の時点で7勝8分12敗、勝ち点29で16位だった。そのまま最終節まで降格圏外の15位以上に上がることができず、最終戦で磐田に敗れて17位でJ2に降格した。
今回は残留争いが混沌としており、1試合ごとに順位が変動する厳しい戦いが最後まで続くだろう。だが、'12年と比較してもチーム状態は良くなりつつあり、勝ち点を稼げるようになってきた。しかも17位ながら、勝ち点(30)は15位の鳥栖と並んでいる。
自力で残留を決められる順位まで、あと1歩だ。