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森保一新監督の可変システムに最適!
世代交代へ初招集候補の名は……。

posted2018/07/27 17:30

 
森保一新監督の可変システムに最適!世代交代へ初招集候補の名は……。<Number Web> photograph by Getty Images

ドーハ組では初の日本代表監督となる森保一新監督。9月の連戦で選ぶメンバーに早くも注目が集まる。

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飯尾篤史

飯尾篤史Atsushi Iio

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 フィリップ・トルシエ以来、2人目となるA代表と五輪代表の兼任監督が誕生した。

 昨年12月から東京五輪代表(現U-21日本代表)を率いる森保一監督のもと、新生日本代表は4年後のカタール・ワールドカップでベスト8以上を目指すことになる。

 日本代表がロシア・ワールドカップで敗退してから数日間、次期監督候補としてユルゲン・クリンスマン、ロベルト・ドナドーニ、アーセン・ベンゲルといった名前が浮かんでは消えた。

 しかし、「西野(朗)技術委員長時代にも、森保氏が兼ねるということは検討していました」という田嶋幸三会長の言葉を聞くと、西野ジャパンに森保氏がコーチングスタッフとして入閣したときから、今回の就任がある程度既定路線だったことが分かる。

 もっとも、ただでさえ代表監督がチーム作りを進めるために与えられる時間は多くない。それにもかかわらず、ふたつの代表チームを率いることは、果たして可能なのだろうか――。

東京五輪とオーバーエイジの活用。

 その点で大きいのは、2年後の東京五輪は地元開催のため、予選が免除されていることだ。出場権をすでに手にしているから、チーム作りの時間に比較的余裕がある。

 オリンピックでメダルを獲得するためのポイントのひとつに、“オーバーエイジの活用”がある。予選は23歳以下の選手で戦わなければならないが、本大会では3人のオーバーエイジの起用が可能となる。

 とはいえ、オーバーエイジの融合は二の次。まずは予選突破が最重要テーマ。そのため、オーバーエイジの招集は予選突破まで待たなければならず、時間的な問題から本大会直前に初顔合わせとなるケースが少なくなかった。

 だが、兼任監督ならば、A代表の試合に五輪世代を何人か呼んだり、五輪代表の合宿にA代表の選手を何人か招集することができる。つまり、五輪世代にとっては年上とプレーすることへの免疫がつき、オーバーエイジの選考や融合に早い段階から着手することも可能となるわけだ。

【次ページ】 トルシエ時代は小野、稲本らが。

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