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長谷部を重用、コバチ監督が一騒動。
タイミング悪すぎのバイエルン就任。 

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島崎英純

島崎英純Hidezumi Shimazaki

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photograph byHidezumi Shimazaki

posted2018/04/20 11:30

長谷部を重用、コバチ監督が一騒動。タイミング悪すぎのバイエルン就任。<Number Web> photograph by Hidezumi Shimazaki

バイエルンとドルトムントの来季監督を予想する地元新聞。

強すぎるバイエルンにしらけムード。

 4月17日。DFBポカール準決勝のバイエルンvs.レバークーゼンをパブで鑑賞しました。ロベルト・レバンドフスキのゴールに対して、レバークーゼンもラース・ベンダーの得点で追撃しますが焼け石に水。その後トーマス・ミュラーのハットトリックとチアゴ・アルカンタラのゴールでバイエルンが6-2で圧勝して決勝へと駒を進めました。

 あまりの強さにパブ内はしらけムード。どんよりした雰囲気を察した僕はすかさず隣のお客さんに、「(僕は)バイエルンが大嫌い」と言おうとしたのですが、どうしてもドイツ語で「大嫌い(hass)」という単語が出てこない。

 仕方なく「バイエルンが好きじゃない」と言おうとしたのですが、ドイツ語の否定文は文末に英語の「not」にあたる「nicht」を付けるルールがあるので、「僕はバイエルンが好き……」と言っているところでお客さん、鬼の形相。

 でも「じゃない」と加えたら顔をくしゃくしゃにして「そうだろ、そうだろ。やっぱりお前もそうか!」と背中をバンバン叩いてくれました。

 4月中旬のフランクフルトは連日快晴が続いています。気温も20度を越え、街を歩く人々も半袖が目立ち始めています。気候は麗らか。でも、フランクフルトの未来は霧の中。なんとも切ない気分です。

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