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プレミア6強の“前半戦通信簿”。
チェルシーに次ぐ高評価はどこ? 

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山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

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posted2017/01/09 08:00

プレミア6強の“前半戦通信簿”。チェルシーに次ぐ高評価はどこ?<Number Web> photograph by AFLO

プレミア初参戦のグアルディオラと、2年目のクロップ。彼らに限らず6強の直接対決ではテクニカルエリアでの心理戦も見逃せない。

点取り屋として覚醒中のジルーが浮上のキーマン。

 しかし、今季は良い意味で予想が裏切られるかもしれない。そう思わせるのは、点取り屋のオリビエ・ジルーのしぶとさか。元日の第19節クリスタルパレス戦で、背後へのクロスを巧妙に引っ掛けたシュートは、指揮官に「ゴールを意外性のある芸術の域に高めた」と讃えられた。

 今季のジルーはベンチ生活が続いたが、途中出場からの得点でアピールを続けると、第18節ウェストブロムウィッチ戦でスタメン復帰。自らの決勝ゴールで地位を確固たるものにした。

 そして2日後のボーンマス戦では、3点ビハインドを追いついてのドローに持ち込んだ。特にジルーは後半ロスタイムの同点ヘッドを含めて全得点に絡んだ。ベンゲル監督は現契約最終年の今季が最後との見方が強まる中、アーセナルが優勝できない一因として「ジルー頼みの最前線」が挙げられてきた。

 その中で移籍5年目のジルーが、重要な得点を重ねてベンゲル体制21年目に有終の美をもたらす。そのような展開が現実味を帯びれば、後半戦のアーセナルは優勝争いの蚊帳の外どころか、注目の的となるはずだ。

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