“ユース教授”のサッカージャーナルBACK NUMBER
前回の高校選手権のヒーローは今?
神谷優太、小川航基の2016年シーズン。
text by
安藤隆人Takahito Ando
photograph byTakahito Ando
posted2017/01/02 07:00
神谷(左)も小川も5月のFIFA U-20W杯で活躍し、世界への飛躍を目論む。世界基準の選手になれるかなれないか……大きな岐路に立つ。
Jクラブでの定位置、そして5月のU-20W杯へ向けて。
「チームとしては目標達成が出来たけど、個人としては未熟な部分があったので、世界に向けて成長をしたいし、ジュビロでも結果を出していかないと」
今年5月のU-20W杯に向けて、2年目の爆発に向けて……小川航基は苦悩の1年間を糧に、さらなる成長を誓う。
神谷、小川それぞれにドラマがあり、紆余曲折があった2016年。
今回の高校選手権の舞台で輝いた選手、輝けなかった選手、そして実力はありながらも高校選手権の舞台までたどり着けなかった選手達。彼らが2017年の1年間、貴重な経験を土台として、どのように羽ばたいていくのか――。
そんな楽しみを密かに抱きながら、いま目の前で奮闘している選手達を見守っていきたいと思う。