熱血指揮官の「湘南、かく戦えり」BACK NUMBER
湘南・曹監督のブレない心と戦略と。
未勝利続くJ監督の思いを込めた日記。
text by
曹貴裁Cho Kwi-Jae
photograph byShonan Bellmare
posted2016/03/23 12:00
開幕戦の新潟から、川崎F、広島、浦和と強豪クラブと連続して戦うことになった湘南。4月からは……逆襲の時が始まる!
選手が迷った時、はっきりした方針を伝えるのが監督。
――監督として、選手のメンタルをどうコントロールしているのでしょう?
「自信を失ったり、やろうとしていることができなくて迷いが出た時は『このままで良いんだ』とするか『ここは変える』というのか、はっきりした方針を伝えることが重要だと思っています。その時々のチーム状況を察知してどういう言葉をかけるかがメンタルコントロールにつながるとするなら、常に選手たちとはそういうことをしていますし、今何かを変える必要はないと思っています。粛々と誠実に、謙虚に我々のやってきたことに向き合うだけです」
――ナビスコ杯の名古屋戦(3/27)を挟んで、第5節・神戸との一戦(4/2)が控えています。この2戦、どのように戦っていきますか。
「神戸戦のことはあまり考えずに、名古屋の試合に勝つための準備をしていきます。選手は進歩を感じながらも勝点が取れない悔しさにもがいているところはあると思うので、名古屋戦をきっかけに、勝つ喜び、充実感を思い出せるようにしてあげたい。この4試合戦ったことをベースに、4月は攻勢をかけられるのではないかと思っています」
(構成:日比野恭三)
浦和に力負けを喫した湘南は2分2敗と成績的には苦しい状況に立たされた。次節はナビスコ杯(対名古屋)を挟んでの神戸戦。「攻勢の4月」へ、指揮官はどんな策を講じるのか?
次回の監督日記は2週間後の4月6日(水)に公開予定です!
次回の監督日記は2週間後の4月6日(水)に公開予定です!