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大迫勇也、“確信”の開幕戦ゴール。
内田「フンテラールみたいだもん」 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byAFLO

posted2015/08/22 10:40

大迫勇也、“確信”の開幕戦ゴール。内田「フンテラールみたいだもん」<Number Web> photograph by AFLO

ドイツ挑戦3季目となった大迫勇也。ポストプレーという最大の武器で周囲を納得させたが、FWとしてはやはりゴールの数も重要なだけに、開幕戦ゴールは大きなアピールとなった。

「シュートを打つことで、色々なものが広がると思う」

 そんな1年があったからこそ、大迫は当たり前のことを、黙々と続ける覚悟がある。そして自信もある。チームのための守備も、攻撃の際にタメやチャンスを作る動きも十分に出来るようになった。足りないものはもちろん、大迫にもわかっている。

「あとは、ゴール前で仕掛けること、シュートを打つこと。その回数を増やせば点を獲れると思うから。鹿島のときは、シュートを1試合に7、8本打つこともよくあったから。シュートを打つことによって、相手からのイメージというのも変わる。そうしたら、さらに仕掛けることも出来るし、パスを出すことも出来ると思うし。シュートを打つことによって、色々なものが広がると思うけどね」

 自分に何が出来て、何が足りないのか。

 そして、これから何をすべきなのか。大迫はしっかりとその本質を見つめている。

 開幕戦でのゴールもカウンターから、無人のゴールに蹴り込むチャンスを得ただけに過ぎない。しかし、そこに至るまでに彼はやるべきことを、ブレることなく、続けてきた。多くの日本人のなかで最も早くゴールを決めたのは決して偶然ではない。彼が着実に積み上げてきたものが現れたということなのだ。

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