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「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2010年重大ニュース! 【プロ野球編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byShigeki Yamamoto
posted2010/12/30 08:00
「横浜ベイスターズが存続しただけでも良し」なのか。
「『何だったの?この騒ぎは』というのが率直な感想。正直、住生活グループには期待していた。このご時勢で金食い虫を買ってくれる決断を出したのだし、はっきり言って球界のお荷物になっていたベイスターズへの大胆な改革をするんじゃないかと。ただ、残念だったのはあまりのも『新しさ』を売りにしようとしたところ。企業名を入れたいとか、新潟移転とか、横浜ファンをほったらかしにしていた空気があり、そういう意味では『横浜ベイスターズ』が存続しただけでも良しとしたい」(中ノ村鉄也朗さん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/2715
今回の交渉は破談となりましたが、TBSが未来永劫球団を保有する気がないことは明々白々。近い将来、売却話が再燃することは間違いないでしょう。
この騒動とは直接関係ありませんが、某スポーツ新聞が「ヤクルト、サイバーエージェントに身売り」を1面に掲載する“誤報”も話題になりました。球界再編の狼煙は今後もくすぶり続けそうです。
と、暗い話題はこのへんにして、明るいニュースも。来季のプロ野球の話題の中心となるであろう、この選手の進路も「言わせろ!ナンバー」では取り上げていました。
●斎藤佑樹はどこへ行くべきか?
http://number.bunshun.jp/articles/-/49465/feedbacks
アンケートの結果、20%を超える人が支持するヤクルトが1位となりました。プロ野球に進んでも、神宮球場のアイドルのままでいてほしい、ということなのかもしれません。
早稲田大学の黄金時代を築いたエースを、ヤクルト、日本ハム、ロッテ、ソフトバンクの4球団がドラフト会議で1位指名し、抽選の末、日本ハムが交渉権を獲得。契約金1億円+出来高5千万円、年俸1500万円で契約しました。札幌ドームで行われた入団会見に8千人のファンが詰めかけるなど、早くも北海道の顔になっている様子。
人気はすでに一流選手だけれども、はたして斎藤の実力は本当にプロで通用するのか? 甲子園で投げ合った楽天の田中に追いつけるのか? 賢明なるNumberWebの読者諸氏であれば一家言お持ちのはず。
来年も引き続き、「言わせろ!ナンバー」であなたの卓見をお聞かせください!