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誰が買う? どこを走る? 最高出力916PS! 価格1億円!! 世界最高のドライバーズカー。 

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奥山泰広&高成浩

奥山泰広&高成浩Yasuhiro Okuyama & Seikoh Coe(POW-DER)

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photograph byMcLaren AUTOMOTIVE

posted2013/06/14 06:00

誰が買う? どこを走る? 最高出力916PS! 価格1億円!! 世界最高のドライバーズカー。<Number Web> photograph by McLaren AUTOMOTIVE

走りを極めるための機能優先のコクピット。

   さて、車内を覗いてみようか。(ガチャッとドアを開ける)

奥山   おおお~! ガルウィング!! やっぱりスーパー・スポーツカーはこれでしょ。テンション上がりますね~。

   マクラーレンとしてはガルウィングではなく、「ディへドラルドア」って呼んでいるんだけどね。

奥山   う~む、そのディへドラルドアで高揚した気分も、黒を基調とした色気も面白みもない室内のおかげで、一気に冷めちゃいますね。

カーボン・ファイバーを巧みに使用したインテリア。インパネは6.8インチのセンターディスプレイと、3.0インチのアウタースクリーンが2つ。ここにクルマに関する全ての情報が表示される。 

   バッカだな~。黒っぽいのは、ダッシュボードもコンソールもドアパネルも、みんなカーボン・ファイバーだから。決して“カーボン調”じゃなく、正真正銘のカーボンなんだゾ。トリムカバーなどの使用を最小限に抑え、各パーツが出来る限りむき出しのままなのは、何も俺みたいな素材フェチを刺激するためじゃなく、徹底した軽量化の結果なんだ。なにしろ吸音材はおろか、インテリアの塗装トップ素材(レジン)さえも省略しているんだから。

奥山   虚飾を排したことによる、機能優先の“凄み”が感じられます。まるで、ジェット戦闘機のコクピットみたい!

   そうそう。外から見たグラスエリアのフォルムも、インテリアの雰囲気も戦闘機をイメージしているんだって。他のスーパー・スポーツカーと違って、視界が非常に良好なのが、マクレーランP1の魅力だな。だから、俺達でもビビることなく、運転できるゾ。きっと、たぶん。

奥山   僕はビビりますよ。それにしてもこのクルマの生産台数は375台限定ですよね!? 世界中の、どんな375人が買うんですかね?

   世界にはとんでもないお金持ちがたくさんいるからなぁ。俺達みたいな庶民には、夢のまた夢だな。宝くじでも当たればいいんだけどね。

奥山   そういう夢を与えてくれるクルマ、それがマクラーレンP1なんですね。

McLaren P1 (TM)

オンロードおよびサーキットにおいて最高のパフォーマンスを誇るスーパー・スポーツカー、マクラーレンP1。名門レースチーム、マクラーレンの50年に渡るレース活動の技術の粋を集めた名車だ。ちなみに車名のP1とは、レースのポールポジションを意味している。
9661万5000円(限定375台)。

(問) マクラーレン東京
(電話) 03-6438-1963
(公式サイト) http://www.tokyo.mclaren.com

(問) マクラーレン大阪八光
(電話) 06-6121-8821
(公式サイト) http://www.osaka.mclaren.com

 

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