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「震えてましたね、来ないでって」M-1準優勝ドンデコルテが明かす“敗者復活ミキの恐怖”「正直M-1のレベルじゃないと思いました」
posted2026/01/25 11:10
結成6年、初のM-1決勝で準優勝したドンデコルテ。小橋共作(ツッコミ担当、36歳、写真左)と渡辺銀次(ボケ、ネタ作り担当、40歳)
text by

中村計Kei Nakamura
photograph by
Shigeki Yamamoto
◆◆◆
――決勝の1本目で披露した『デジタルデトックス』というネタは、今大会、準々決勝のルミネで初めて見たのですが、あのときのウケ方はすさまじかったですよね。
渡辺銀次 あの日の出来自体は、そうでもなかったよな。
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小橋共作 中盤でウケ過ぎちゃって、笑い待ちをしていてもなかなか収まらなかったんですよ。制限時間ギリギリにつくっていたネタなので、後半、ちょっと焦っちゃって。パフォーマンスとしてはそんなによくなかったんです。
――あれだけウケたので準決勝も同じネタでいくのかと思ったら、今度は『名物おじさん』という、決勝の2本目でかけたネタをやって、また会場を爆発させていました。勝負所で、よくネタを変えられましたね。
渡辺 もともと『名物おじさん』の方がウケは強いんです。ただ、怒鳴るおじさん系のネタって、ときどき他のコンビとかぶるんですよ。だから、組数が減る準決勝まで待っていたんです。
――満を持して準決勝でぶつけたわけですね。前年の準決勝も恋愛ネタでかなりウケていたじゃないですか。あの年も、決勝に行くかなと思ったんですけど。
小橋 思ってましたよ、僕らも。
渡辺 思いましたね。
小橋 2024年のファイナリスト発表の動画を見直してみてください。僕ら7組目あたりの名前が呼ばれたあたりでも、まだ余裕なんです。絶対、行ったと思っていたので。それもあって、今回も絶対行ったと思いつつも、いやいや、ウケても落ちることはあるしって、心は振り子のように揺れ続けていました。
40歳の悟り「欲をかいていいことなんてない」
――渡辺さんも同じような心境でしたか。


