ロンドン五輪代表、最大の挑戦BACK NUMBER
<五輪代表連続インタビュー#8> FW・原口元気 「でも、ドリブルは捨てられない」
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byNanae Suzuki
posted2012/04/13 10:31
U-20W杯に出場できなかったことをバネにして、当時主将だった権田修一らと共に世界を目指して頑張って来た原口元気。一時はタレントの少ない“谷底の世代”とも呼ばれていたが、五輪出場が決定した今では、名実ともに最強世代を目指す。
◆◆ 原口元気を知るための7つの質問 ◆◆
<質問1> 誰かに成り代われるとしたら誰になりたい?
「自分ですね。生まれ変わっても自分がいいです」
<質問2> 譲れないものは?
「どんなに相手が強くても諦めない気持ち」
<質問3> 自分の性格で直したいところは?
「がさつで大雑把なところ」
<質問4> 年俸500万円でプレミアのビッグクラブ、2億円で中国からオファーが来ました。さぁどうする?
「余裕で、500万でしょ」
<質問5> 今、15歳の自分に声をかけるとしたら、どんな言葉をかけてあげる?
「調子に乗るなよ。苦労するぞって言ってあげたい(笑)」
<質問6> 最近、どんな夢見ましたか?
「試合とか練習している夢。ほんとサッカーの夢しか見ない」
<質問7> U-23日本代表をひと言で言うと?
「思いやりのあるチーム。俺が、俺が、じゃなくて、みんな思いやりがある。だから、このチームでロンドン行きたいです」
原口元気(はらぐちげんき)
1991年5月9日埼玉県生まれ。小学時代に全国制覇。浦和レッズのジュニアユースからユースへと進み、高円宮杯でも優勝。その後、17歳でプロ契約を結びトップチームへ。世代別の日本代表にも全て選出され、2011年にはA代表としてもデビューを果たす。177cm/63kg