NumberEYESBACK NUMBER

高梨沙羅がW杯2位の快挙、
目指すはソチ五輪の表彰台。
~期待高まるスキー・ジャンプ女子~ 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph byAFLO

posted2012/02/02 06:01

高梨沙羅がW杯2位の快挙、目指すはソチ五輪の表彰台。~期待高まるスキー・ジャンプ女子~<Number Web> photograph by AFLO

高梨(左)は15歳。2月のジュニア世界選手権にも出場する

日本ジャンプ界にとって16年ぶりの五輪メダルを狙う。

 全日本スキー連盟も、「ソチ五輪でもっともメダルに近い選手」として、スキー全種目の選手の中から、やはりジャンプ女子の伊藤有希とともに「特化選手」に指定し、全面的な支援を打ち出している。

 スキー競技は、トリノ、バンクーバーと2大会連続でメダルを逃した。ソチ五輪での名誉挽回を期しているだけに、高梨にかける期待は大きい。

 とはいえ、メダルへの道がたやすいわけではない。ワールドカップ5戦中4勝(1月15日現在)のサラ・ヘンドリクソン(アメリカ)を筆頭に、欧州にも有力選手がいる。ましてやオーストリアなど男子の強豪国では、女子の強化も本格化しているし、高梨と同世代の若い有力選手も登場しつつある。

 高梨自身も、それは理解しているだろう。1月14日、オーストリア・インスブルックの第1回ユースオリンピックで金メダルを獲得したが、試合後、このように語っている。

「(オリンピックは)今回よりも大きな大会だと思うと想像もつかないけど、このメダルを自信にして頑張りたいと思います」

 スキー競技にとって3大会ぶり、ジャンプ界にとっては16年ぶりの五輪メダルをもたらすことができるか。その日のために、更なる成長を誓う。

関連コラム

BACK 1 2
高梨沙羅
ソチ五輪
オリンピック

冬季スポーツの前後のコラム

ページトップ