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【動画】「こういうチームが作りたかった」キャプテン・柴戸遼太が語る帝京大学“らしさ”と、4分15秒差“大逆転”の内幕「3区の島田が軽い感じで…」《徹底解剖③》
NumberPREMIERでは“世界一諦めの悪いチーム”・帝京大学を徹底解剖。中野孝行監督、10区で快走した鎗田大輝選手の動画も公開中だ。
「最後の調整も4年間の中で一番良くて、チームがちゃんと仕上がっているなって思っていました」
帝京大の主将、柴戸遼太(4年)は、目標に掲げていた“5強崩し”に向けて、自信を持って仲間たちと箱根路に挑もうとしていた。

1月2日、柴戸自身は復路の7区出走を予定しており、往路の序盤は自室で一人でテレビを見ていたという。ところが、まさかの展開が待ち受けていた。1区・原悠太(3年)、2区・楠岡由浩(3年)と2区間続けて力を発揮できず、序盤から大きく出遅れてしまったのだ。
「復路組は、練習があったので3区終わりぐらいにみんなで集まったんです。みんな『これは誰一人外せないな』とか『フルパワーで走らないとやばいね』とか言いながらも、『とりあえず頑張って走るか』と言っていたので、意外とメンタルを切り替えられていました。僕も“まだ大丈夫なんじゃないか”、“みんなが100%走れればシード権を争えるんじゃないか”って思っていました」
柴戸たちが気持ちを落とさずに済んだのは、3区を走った同級生の島田晃希の快走も大きかった。島田は、ダントツの最下位でタスキをもらいながらも、ひたすら前を追って区間5位と好走した。
「自分も3区を走ったことがあるので『一人であのコースをあんなタイムで走れちゃうんだ!』って驚きました。島田はやっぱ強いですね」

島田の力走を足掛かりに、帝京大は流れを取り戻し、往路を17位で終えた。この時点でもシード権ラインまでは4分15秒と厳しい状況であることには間違いなかった。
「でも、シード権を争う大学よりも自分たちのほうが絶対に強いという自信がありました。とにかく廣田(陸、3年)と自分で流れを作ること。『そこからはたぶん流れるようになるから。この2区間で前を追ってくれ』って監督からも言われていました」
柴戸は実際の総合順位では16位、見た目の走行順位では12番目で走り出した。果敢にレースを進めると、一時は見た目の順位で10番目を走った。最後は中央学院大に抜き返されたものの、総合順位では2校を抜いて14位に浮上した。区間6位の力走だった。
「100点満点でいうと80点ぐらい」と振り返る柴戸にとっては会心の走りではなかったかもしれないが、チームの勢いを加速させるには十分な働きだった。

そして、帝京大は8区以降も右肩上がりで順位を上げて、大手町には総合9位でフィニッシュ。アンカーの鎗田大輝(4年)を迎えた時、柴戸には万感の思いが込み上げていた。
「こういう苦しい状況でも、みんなが同じ方向を向いてくれました。自分はそういうチームが作りたかった。キャプテンをしていてそういうチームになってくれて、このチームでよかったなって本当に思いました」
目標の“5強崩し”を果たせなかった悔しさはもちろん残ったが、最後まで諦めなかった仲間たちの力走に、柴戸は胸を張った。
島田晃希からの「軽い」アドバイスとは?
動画では、以下のようなトピックについて触れている。
- 大学時代の寮は2人部屋、難しかった点
- 島田晃希からの「軽い」アドバイスとは?
- 逆襲へ、復路組で話し合ったこと
- 帝京大の4年生はなぜ毎年強いのか
- シード権を確信した瞬間は?
- 目標の「5強崩し」には届かなかったが…
- 運営管理車の監督からの言葉「早いなって(笑)」
- 実業団での目標は?「ニューイヤー駅伝で…」
- 10区を走った鎗田へのメッセージ
福岡県出身の柴戸は、大学卒業後は地元に帰り実業団の西鉄で競技を続ける。すでに拠点を福岡に移しておりオンラインでのインタビューとなったが、奇跡のシード権獲得までの舞台裏から今後の意気込みまで語ってくれた。25分のインタビュー、ぜひご覧ください。(2月25日取材)
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