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【動画・前編】「新しいことをやろうと」森山佳郎監督が語る“7位の屈辱”“メディアの手のひら返し”を受けて着想した新システムの狙いと今季の手応え《ベガルタ仙台特集②》
このままではダメだ。何かを変えねばならない――。強い危機感が逆襲のトリガーとなった。ベガルタ仙台(J2)を率いる森山佳郎監督である。
就任2年目の昨シーズン、最終節でいわきFCに敗れ、7位でフィニッシュ。J1への自動昇格(2位以内)はおろか、昇格プレーオフ(3位~6位)圏内に残ることすらできず、辛酸をなめた。
早すぎるオフが始まると、指揮官は来たるシーズンに向けて、思案をめぐらせた。何か打つ手はないか――と。今回のロングインタビューで、その舞台裏を明かしている。
「強化部と話したり、メディアからも手のひら返しのように叩かれて。その時に、もう新しいことをやろうと考えていた」
課題は明白だった。得点力不足である。総得点47は上から9番目。シュート決定率(8.9)に至っては上から12番目だ。つまり、下から数えた方が早かった。

ならば、攻撃の局面で、より多くの人数をゴール前に送り込める手立てはないか。そこで行き着いた結論が就任以来、一貫して採用してきた布陣(4-4-2)の見直しである。そして、新たに3-1-4-2という“前のめり”のシステムを試みるに至った。
「(昨季までの)4-4-2だと、相手が5バックだった時にいろいろ策を練って追い込んだり、パスコースを限定しないとプレスが難しい。だったら何も考えず、後ろに5枚並べておけばいいじゃんって(笑)。1トップにすると押し込まれた時に守備的になるので、前線に2枚残してカウンターを繰り出す手を持ちながら」
果たして、森山監督の狙いは見事的中。J2・J3百年構想リーグEAST-Aグループの第15節を消化した時点の総得点は29。1試合平均にすれば1.93得点だ。昨季のそれが1.24だから、大幅アップと言っていい。
オフの間、新しいアイディアを探し求める中、いくつかのチームが目に留まったという。もちろん、その1つが例のシステム(3-1-4-2)を巧みに運用する欧州の強豪クラブだ。その前輪駆動の戦いぶりが現在のベガルタと重なって見える。

この動画では、ほかにも次のようなテーマについて語ってもらっています。
- 昨季終盤の激闘と悔しさ
- 毎試合、スタメンを変える理由
- 相良竜之介をどこで、どう使うか
- ストライカー宮崎鴻の魅力
- 堅守の秋田や八戸との戦い方
- ベテラン監督の存在価値とは
2026年のベガルタ・進化の秘密を赤裸々に語った〝ゴリさん節〟全開のロングインタビューを、ぜひご覧ください。(4月9日取材)
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