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「今年の“飛ぶボール”にフィット?」ヤクルト快進撃の理由は池山隆寛監督の「打たせる野球」だけでなく、弾ける笑顔の裏の“もう一つの顔”にあり【鷲田康コラム】
2026/05/08
池山隆寛と初めて会ったのは1983年、彼が市立尼崎高3年生の秋だった。
夏の甲子園大会が終わり、9月に高校野球選抜チームの米国遠征があった。池田高の水野雄仁投手や中京高の野中徹博投手、PL学園高の1年生エース・桑田真澄投手らと共に池山も選抜チームに選ばれ、筆者は同行取材することになったのである。
サンフランシスコなど西海岸の都市からハワイを回る約2週間の旅。高野連から選手たちには「お小遣いは5万円まで」というお達しが出ていた。ただ当時の高校野球のスター選手は、今では想像できないようなアイドル的人気を誇り、地元にはそれぞれに後援者のような人々が必ずいた。選手たちはそういう“タニマチ”から「餞別」としてお小遣いを貰い、中には100万円以上のキャッシュを手にやってきた選手もいたほどだった。
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photograph by JIJI PRESS
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