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【動画】「ファンに驚きを与えたい」宇野昌磨が『Ice Brave2』でさらに高めるプロとしての意識…本田真凜とのアイスダンスは「皆さんの想像を超えるものを」《練習初公開&独占インタビュー③》
パート3では、プロとしてファンに「驚き」を与えることの意味を中心に語っていただきました。《パート1、パート2も併せてご覧ください。京都公演後にも動画インタビューを公開予定です》
「Ice Brave」では、本田真凜さんとのアイスダンスナンバーを披露し、話題になった。前回のファンの反応をこう振り返る。
「僕たちはあんなに驚かれると思ってなかったんです。アイスダンスのナンバーをやるとなった時、シングルスケーター同士のアイスダンスではなく、アイスダンサーを目指して練習していました。皆さんの想像よりも上を目指して練習してきたからこそ、自分たちが思っていた以上に、驚いていただけた。それはすごく良いことだったなと思います」

その上で、今回はアイスダンスにどのような意欲で取り組んでいるのだろうか。
「やっぱり1回目の方が驚きやすいっていうのはあると思います。2回目をやるからにはちゃんと力を入れていますし、このアイスダンスがショーの大きな見所の1つではあると思っています。見所にふさわしい、2回目も想像を超えるものを練習している最中なので、楽しみにしていただけたらと思います」
「競技に費やしていた熱量が、そのまま…」
宇野はインタビュー中、何度も「驚き」という言葉を使う。「ファンに驚きを与えたい」という強い思いが、彼の中に一貫して存在する。
「驚きを与えるということに関して、本当に色々なことを考えるようになりました。スケートっていうもの自体がどう見られているのかな、とか。僕たちスケーターは、すごく卓越した技術や、スケートらしくないものをすごいって思いがちなんですよ。アイスダンスエッジでジャンプを跳ぶとか、僕がルッツを跳ぶとか。でもそうじゃない。観客の皆さんはスケートを見に来て下さっている方々だから、スケートの範囲内で、派手で、魅せることができるものは何か、ということを考えるようになりました。自分たちの内輪の感覚に寄ってしまわないように、玄人のファンも、初めてショーを見る人も、どんな方が見てもすごいって思っていただけるショーを作るべきだと考えています」

その上でプロとしての意識の高まりについて、こう語ってくれた。
「元々、やるからには、っていうタイプではありました。自分がやるべきだなって思ったことに関しては、結構ちゃんと責任感を持ってやる性格ではあったんです。だからプロとして意識が変わったというよりは、競技に費やしていた熱量が、そのままプロの方にシフトチェンジされたなということを感じています」
スケート人生の第2章として、宇野がさらなる躍進を誓うアイスショー。開幕に向けた思いを語る動画インタビューの1本目では、以下のことも語っている。
- 4回転を入れるかどうか
- 現地での反応を大切にしたい
- 「ファンの目を見る!」
- プロとしての熱量について
「Ice Brave2」の開幕を間近に控え、プロスケーターとしての意識が溢れ出るインタビューです。ぜひご覧ください。(10月8日取材)
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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
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