監督ではなくコーチが天職の指導者がいる。
広島、中日、阪神などでコーチを歴任し、第2回と第3回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でもコーチとして日本代表チームを支えた高代延博さんは、そんなプロ中のプロのコーチだった。
ヤクルト時代の野村克也監督が送った称号は「日本一の三塁コーチャー」。その名コーチャーぶりを象徴するのは、第3回WBCの台湾戦でのある場面だった。
4回2死二塁。坂本勇人内野手の投手強襲の打球がセンターに抜けると判断した二塁走者の糸井嘉男外野手が、三塁を回って一気にホームへ突っ込もうとした。しかしボールは遊撃手のグラブに当たり、二塁手が捕球。それを見た三塁コーチャーの高代さんが、グラウンドに這いつくばり、人工芝をバンバン叩きながら「ストップ」をかける。慌てて三塁に戻った糸井は間一髪でセーフとなった。
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photograph by SANKEI SHIMBUN
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