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【動画】「監督が使いやすい選手でありたい」野沢悠真(4年)が考える創価の“エース像”とマラソン下剋上「青学の選手たちはレベルが上。でも…」《徹底解剖:創価大学2025②》
箱根駅伝など大学駅伝に挑む選手を動画でインタビューする連載「徹底解剖」に、創価大学の主力としてチームを引っ張る野沢悠真選手(4年)が登場。今年は2月に大阪マラソンにも挑戦、関東インカレハーフマラソンでは2位と実力を発揮しました。「ロードが得意」という野沢選手、最終学年の駅伝シーズンを前に秘める想いを伺いました。
NumberPREMIERでは今季の創価大学を徹底解剖。公開中の榎木和貴監督に続いて、近日中に石丸惇那選手(4年)、小池莉希選手(3年)の動画インタビューも公開します。
夏合宿が終わった翌日のインタビュー。この夏の手応えを野沢選手にたずねると「60、70点ぐらい」という答え。ところどころ足を痛めて練習を抜けたことがあったものの、やるべき練習はできたと話します。
創価大勢の活躍が目立った前半シーズン、野沢選手も関東インカレハーフマラソンに出場して2位でした。
「あのレースに関しては、90点はあげられるかなと思います。優勝を目指して臨んだんですが、あと一歩及ばなかったです。悔しい気持ちもありつつ、合格点をあげられるかなと思います」
駒澤大学の山川拓馬選手を優勝候補としてマークしていましたが、ラスト1周のところで駒澤大の帰山侑大選手、國學院大学の高山豪起選手が飛び出したスパートについていけず。「足をすくわれました」とレースを振り返るものの、最後に追い上げての2位には確かな自信をつかんだようです。

「長い距離が得意」マラソンへの挑戦
今年2月には大阪マラソンに出場し、初めての42.195kmを経験。入学した時から「学生のうちにフルマラソンに挑戦したい」と考えていたそう。前々回の箱根駅伝後には熊日30kmにも出場しました。今年は1月の大阪ハーフマラソンをはさみ、2月の大阪マラソンへ。30kmの通過は1時間31分05秒とハイペースでしたが、そこからの落ち込みが大きく、2時間15分05秒。65位でフィニッシュしました。
「実業団選手などと比べて、走り込みとスタミナが圧倒的に足りていないと感じましたね」
自らの課題をあげる一方、青山学院大の若林宏樹選手が別府大分毎日マラソンで2時間6分07秒の日本学生新記録を樹立。さらに黒田朝日選手が野沢選手と同じ大阪マラソンで、初マラソンながら2時間6分05秒とさらに記録を塗り替えました。
「(青学勢は)一段階、二段階レベルが違うと思います。ただ、まだ自分は伸びしろのある選手だと思っているので。段階を踏んでいけばマラソンでもっと勝負していけるかな、と」
昨年の全日本大学駅伝。初出走ながら、いきなり最長区間であるアンカーの大役を任された野沢選手。区間2位、57分48秒の好タイムで走り、「思い描いていた走りができた」とSNSに投稿しました。その理由とは……。そして箱根駅伝で「走りたい区間」を聞いてみると、意外な答えも返ってきました。

創価大学の「エース」は誰なのか
動画では他にも、以下の話題について触れています。
- 「準備しなくていいよ」と榎木監督に言われても…
- 後輩・山口翔輝に感じる「強さ」と「すごさ」
- 「6人だけ」今年の4年生の雰囲気は?
- 創価大学の「エース」を巡る考察
- 「出雲でも勝負できる」駅伝シーズンの目標は?
- 息抜きの時間は「引きこもってます(笑)」
「自分の持ち味はハーフ以上の距離」と語る野沢選手にとって、長所を活かせる駅伝シーズンがやってきます。最終学年でのさらなる活躍に期待です。(9月11日取材)
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