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【動画】「自分は常に2番手だなぁと」ルーキー佐々木哲が語る同学年の“ライバル”とサンショーで得た視点「三浦龍司さんと練習をして…」《徹底解剖:早稲田大学2025⑤》
箱根駅伝など大学駅伝に挑む選手を動画でインタビューする連載「徹底解剖」に早稲田大学の佐々木哲選手が登場。同期の鈴木琉胤選手と共に大きな注目を集めるスーパールーキーは、得意の3000m障害で世界陸上を目指して今季前半戦はフル稼働でした。その挑戦で得られたもの、そして近づいている駅伝シーズンへの思いをうかがいました。
NumberPREMIERでは今季の早稲田大学を徹底解剖。花田勝彦監督、工藤慎作(3年)、山口竣平(2年)、鈴木琉胤(1年)の動画インタビューも公開しています。
「東京世界陸上という目標を持ってレースを重ねていくうちに、自分もその舞台を目指すレベルに来れているんだなっていう実感がありました」
大学ルーキーイヤーながら、3000m障害を得意とする佐々木哲選手ははっきりと“世界”を視界に捉えていました。大学、そして日本代表として、一段高いステージで経験を重ねてきた佐々木選手は、冒頭のようにきっぱりと言い切ります。

「ちょっと(試合に)出過ぎてしまったのが反省」と苦笑いを浮かべつつも、大学生になってから夏までの間、佐々木選手は全力で駆け抜けてきました。
大学入学直後の金栗記念選抜では、U20日本歴代2位、学生歴代8位となる8分29秒05の自己ベストで2位となり、アジア選手権の日本代表に。同じ4月の日本学生個人選手権では優勝し、ワールドユニバーシティゲームズの切符をつかみました。そして、7月の日本選手権では3位と奮闘し、見事に表彰台に上りました。
「日本選手権というシニアの舞台でも、気後れすることなく、堂々と初めての国立競技場を走れた。自分の中で成長したなって感じました」
世界の舞台へは届きそうで、まだ少し距離があったものの、学生の枠を超えた活躍を見せて大きなインパクトを残しました。

佐々木選手には“駅伝男”の顔もあります。
佐久長聖高時代には、全国高校駅伝で2年時が5区で区間賞・区間新、3年時は3区で区間賞と活躍。いずれの年もチームは優勝し、連覇の力となりました。さらに高3時の都道府県対抗男子駅伝では、5区で圧巻の走りを披露し区間新記録を樹立。のちに早大で同期となる鈴木琉胤選手にも勝って、区間賞に輝きました。
走れば区間賞、そしてチームは優勝。佐々木選手は、まさに“優勝請負人”と言える活躍を見せてきました。
「駅伝では、苦しい時に“これまで一緒にやってきた仲間のために走ろう”っていう気持ちになれます。そういった意味でも駅伝は特別」
そんな思いを持って挑む秋冬の駅伝シーズン、佐々木選手は鈴木選手と共に早稲田の即戦力として活躍が期待されています。
3000m障害への思いと三浦龍司の凄さ
動画では、以下のようなトピックについても触れています。
- 世界トップランナーの練習に驚き
- アジア選手権3000m障害で初のシニア日本代表に
- サンショー日本記録保持者・三浦龍司のすごさ
- 自分は「常に2番手」の真意
- ワールドユニバーシティゲームズでの収穫
- 早稲田大学を志望した理由
- 憧れている佐久長聖→早稲田の先輩
- やや迷走した自分の「キャラクター」について
- 箱根駅伝での希望区間は?
ルーキーらしからぬ活躍を見せる佐々木選手ですが、カメラの前での受け答えも堂々としたもの。世界を目指した18歳の動画インタビュー(約23分)をご覧ください。(8月18日取材)
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