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【動画】「1区か3区で他大学のエースと勝負」石丸惇那が語る最後の箱根駅伝と“寮でも同部屋”弟・修那との関係「ケニア合宿中もずっと…」《徹底解剖:創価大学2025③》
箱根駅伝など大学駅伝に挑む選手を動画でインタビューする連載「徹底解剖」に創価大学の主力として活躍する石丸惇那選手が登場。今シーズンは前半のトラックシーズンから活躍が目立ちましたが、その手応えとは。最終学年にかける思いとともにお話を伺いました。
NumberPREMIERでは今季の創価大学を徹底解剖。公開中の榎木和貴監督、野沢悠真選手(4年)に続いて、近日中に小池莉希選手(3年)の動画インタビューも公開します。
目標を「表彰台に乗ること」「最低限入賞」と決めて臨んだ学生最後のトラックシーズン。石丸選手は、4月の学生個人選手権10000mではチームトップの3位、関東インカレ5000mは後輩の小池莉希選手にコンマ差で負けて惜しくも9位、日本インカレ10000mでは5位に入賞しました。充実の前半シーズンのように見えますが、自らの出来を「70点」と評価します。
最も手応えがあったレースは個人選手権。実は12月の日体大記録会を走ったあと、箱根駅伝にはエントリーされていたものの出走はならず。年明け1月の都道府県駅伝は体調不良で走れず、2月の丸亀ハーフマラソンを見送り、約5ヶ月ぶりのレースとなった個人選手権で表彰台に上りました。

自らの強みを「(メンバー)選考や、レースなどで外さないところ」と分析。1年生の出雲駅伝からメンバーに選ばれ、そこから3年生の全日本大学駅伝まで三大駅伝は皆勤賞でした。流れに乗り、ラストスパートで勝ち切るのが走りの特徴。それゆえ、駅伝でも前半区間の方が自分に合っていると話します。
「箱根駅伝だったら、往路で確実に勝負したいです。1区か3区で、他大学のエースと勝負したいです」
トラックシーズンで同じレースに出場することが多かった小池選手も3区を希望しているそうで、「トラックが得意で、スピードタイプと自分と小池は似ています」と笑う石丸選手。はたして、どちらが3区を走ることになるのでしょうか。
チーム内で他に刺激を受けている選手をたずねると、同学年の野沢悠真選手の名前が上がりました。
「自分にも野沢の強さが欲しいです。自分は前半スピードを出して途中で切れてしまって落ちてしまうので。野沢のようにリズムを掴んでペースを落とさない走りというのが、駅伝に一番必要だと思います」
夏合宿は自分の弱さを克服するために、川嶋伸次総監督とも話し合い、スタミナ重視の練習に取り組みました。駅伝シーズン、夏の成果が現れてくるか期待です。

弟と仲が良すぎる!?毎日陸上談義を…
石丸選手には、チーム内の2学年下に弟の修那選手がいます。兄弟仲はとてもよく、2人でずっと陸上の話をする間柄。なんと寮の部屋も同部屋にしているようで、かなりの仲の良さがうかがえます。修那選手は今年ケニア合宿に参加しましたが、石丸選手も以前にケニア合宿を経験。弟とはその間も連絡を取り合っていたといい、その様子を教えてくれました。
動画では、他にも以下のような話題に触れています。
- 今季は自分含めて6人のみ。4年生の雰囲気
- 他大学で意識する選手は誰?
- 「三大駅伝3位以内」を目指す中で、個人として掲げる目標
- リベンジしたい出雲、全日本への強い思い
- 卒業後の最終的な目標
- 兄弟でランナーとしてはタイプは同じ?違う?
主力である石丸選手が上位に食い込んでこそ、「三大駅伝3位以内」の目標にも近づきます。スタミナ強化に取り組んだ夏を経て、最後の駅伝シーズンでの活躍を楽しみに待ちたいです。(9月11日取材)
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