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【動画】「夏合宿のスイカ割が…」小林亮太&吉田周、4年生が語る“最後の箱根駅伝”への思い「負けず嫌いで、冷静で」《徹底解剖:東洋大学2024 第12回》

2024/11/07
2025年1月2、3日に開催される第101回箱根駅伝。そこに出場し、上位争いをすると見込まれる大学を動画で取材、独自の視点で深堀りしていく「徹底解剖」シリーズ。その第1弾で取り上げた東洋大学を9月にも追加取材し、「鉄紺の覚醒」を掲げるチームをさらに掘り下げた。酒井俊幸監督、1年生の宮崎優&内堀勇松井海斗&迎暖人、3年生の緒方澪那斗&西村真周岸本遼太郎&網本佳悟に続いて動画インタビューを公開するのは、最上級生の梅崎蓮選手と石田洸介選手、そして小林亮太選手と吉田周選手だ。

「箱根駅伝の後も故障が続いて、練習に本格的に合流できたのが5月くらいです。そこから夏合宿の序盤にも故障があったので今は土台作りをしているところ。ただ、昨年も同じ流れだったので、焦らずに駅伝シーズンはやっていきたいです」(吉田)

 9月の猪苗代合宿でそう慎重な口ぶりで語ったのは4年生の吉田だ。それまではあまり駅伝での実績はなかったものの、前回の箱根駅伝9区で見事に区間賞の走りを見せ、4位躍進に大きく貢献。東洋大の底力を体現するような走りになった。

 その吉田は全日本大学駅伝に出走するも、スピードランナーが集う2区で区間14位と苦しい走りになった。忸怩たる思いもあるだろうが、本人は「単独走で淡々と走るのが得意」という自覚があり、20km以上の区間になる箱根駅伝では大きな武器になることが期待される。

体幹トレーニングに励む吉田 photograph by NIKE
体幹トレーニングに励む吉田 photograph by NIKE
 

4年生の言葉と行動、そして1年生の勢い 

 では単独走が得意とはどういうことか。箱根駅伝では、特に復路で単独走になることが多く(前回の吉田もそうだ)、競り合いや駆け引きが多い往路とは向き不向きが逆になると言われる。得意な理由を尋ねると吉田は「負けず嫌いだから」との答え。ただ、それには隣に座る小林がやや首を傾げ、「自分も負けず嫌い。(吉田は)冷静な感じがします」と続けた。

 その小林は出雲駅伝は回避したものの、全日本の1区でトップと僅かの差で襷リレー。区間8位と復活の足がかりを作っている。レース後、伊勢で話を聞くと「このままじゃ終われないので、危機感を持ってやていきます。みていてください!」と真っ直ぐな視線を向けてくれた。

 

 

体幹トレーニングで苦悶の表情を浮かべる小林 photograph by NIKE
体幹トレーニングで苦悶の表情を浮かべる小林 photograph by NIKE
 

 今回の動画インタビューでは、その他にも以下のようなことを聞いている。

  • 東洋大が夏合宿で得たもの
  • 夏合宿「思い出のスイカ割」で、見事にスイカを割ったのは?
  • 箱根駅伝で優勝争いに絡むために必要なものとは?

 最後の駅伝シーズンに臨んでいる2人のインタビュー、お楽しみください。

 動画配信画面は、NumberPREMIERにご入会いただき、ログインすると本ページ上部に表示されます。

※動画の音声について
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