長年フィギュアスケートを取材し、選手とも信頼関係が深いライター野口美恵さんをゲストに、取材の裏話やホットなトピックをマニアックに解説してもらうポッドキャスト番組「リンクの残響」。毎月、様々な角度からフィギュアスケートを掘り下げます。今回はフィギュアスケートのルール改正について突っ込んで語ってもらいました。
2年に1度、比較的大きなルール改正が行われるフィギュアスケート。今年は4月の時点で、「シングルのジャンプが現行の7本から6本になる」、「新たにコレオスピンが導入される」、「ペアでコレオリフトが加わる」など変更が「提案」されていました。オリンピックまで2年を切ったこのタイミングでの大きな変更提案に、現場からは戸惑いの声もあったそうです。
しかし6月14日に行われたISUの総会では、予想を裏切り、ジャンプなどの変更はオリンピック後の26-27シーズンからとなる、という採決となりました。
実は、その採決の場で「前代未聞」の事態が起きていたといいます。実際にコングレスに参加した日本の技術委員の岡部由起子さんから話を聞いた野口さんに、当日の混乱とその後の対応について詳しく解説してもらいました。
●そもそも、ルール改正はどうやって決まる?
●投票権は誰にあるのか
●採決が「やり直し」になったわけとは?
●現役選手たちの声
●コレオスピンが加わると何が変わる?
●ルール改正は何のためにある?
などなど、ルール改正とその後の展開についてたっぷり30分を超えて語っています。なかなか普段突っ込んで語られることがない、選手の取材以外の側面からのフィギュアスケートの話題をぜひお楽しみください。
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photograph by Asami Enomoto