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競泳水着騒動を見て、F3のあり方を考えた。

 競泳用水着を巡る騒動は、モータースポーツが抱えている宿命と無縁ではない。モータースポーツは、競技の勝敗に道具の性能が深く関わるために、昔から「スポーツなのか違うのか」という論議を呼んできた。少なくともわたしの場合、モータースポーツは「道具の競争でもあり人間の競争でもあり、その競争がスポーツであるかどうかなどはどうでもよい」と勝手に割り切っている。

 だが水泳となると、なかなかそう簡単に割り切るわけにはいくまい。今回の水着騒動でも、道具に頼って競技の成績を上げることをよしとしない意見が多々見られた。他のスポーツでもそうだろう。

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photograph by Masahide Kamio

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