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「複数あるスライド系の球から…」お股ニキ&raniが分析するダルビッシュ有の投球術とは?「詰将棋みたいな凄く高いレベル」

rani(r) お股さんがダルさんと繋がったのはツイッターがきっかけですよね。
お股ニキ(お) そう、2015年だったかな。本にも書いたけど、“言うほど理論的じゃないだろう。デカいだけでしょ”みたいな失礼なツイートをして。そうしたら風呂入ってる最中に“ダルビッシュ有からリプライが来ました”って通知が来て……。
r それはやばい!
お とりあえずDMでやり取りしましょうと言われて、「体を作る大変さ」を教えてもらったり、逆に「今後、ぼくはどうしたらいいですかね」と聞かれて、自分なりに思っていることを伝えました。悩んでいたというより、トミー・ジョン手術のリハビリ中だったので暇だったのもあると思う。“復帰したら、どう投げよう”なんて考えていたんじゃないかな。
r ぼくは'16年の夏でした。マリナーズ戦での左打者へのカットボールの使い方についてツイッターに投稿したんです。そしたら、フォローされて、“これが非常に参考になりました。”と。寝起きだったので、びっくりして飛び起きましたね。お股さんは、今季のダルさんをどう見てます?
「すごい球投げる選手権」から脱却して吹っ切れた今季。
お 去年までは“すごい球投げる選手権”をやってるようなところがあって、時々ピッチングになっていなかった。でも今年は、変化球がいい上にストレートの質がよくなって。いまのメジャーは、何かひとつすごいものがあれば通用するというほど甘くない。全部が良くないとダメで、それを賢く使わないと勝てない。それができるようになったんだと思う。
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