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「世代最強スコアラー」東山高校・瀬川琉久が目指すウインターカップでのリベンジ…バスケ界で「一番尊敬する人」は誰?

「世代最強スコアラー」――。そう称して間違いない。ドリブル良し、シュート良し、中でも外でも得点できる。常に激しいマークと対峙するが、相手守備網のギャップを見つけそこを突く。だから、いつも簡単そうに点を獲り、マークが厳しくなれば味方を活かす。1試合30得点以上はもはや見慣れた数字で、スタッツに表れないプレーの質が高く、クラッチショットを決め切る勝負強さまで兼ね備えている。

「一番尊敬する人です」と話す7歳上の兄・玲央さん(北陸高出身)を真似してボールに触れると、のめり込んでいった。めきめきと成長し、中学3年生で全国大会優勝。当時、インターハイとウインターカップでは準優勝が最高成績だった京都府屈指の名門・東山高校の門を叩いた。すぐに出場機会をつかみ、昨年は「2年生エース」として名を馳せた。一方で「一番悔しかった」という一戦を経験した。

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photograph by Wataru Sato

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