ランニング超初心者である筆者がとうとうあの市民マラソンに挑戦!
府を挙げてのこの一大イベントで果たして完走することが出来るか?
府を挙げてのこの一大イベントで果たして完走することが出来るか?
前日のパーティで乾杯の音頭をとった橋下知事(当時)。吉崎氏への挨拶は無かった
走ってきたぜ! 大阪マラソン。人生初の42.195kmは、ハチャメチャな道のりになった。
練習期間は実質2カ月。しかも最長到達地点25kmという状態で本番1週間前を迎えた。不安になり、100kmマラソン世界記録保持者の砂田貴裕師匠に再指導を仰ぐ。「上体の力を抜きつつ、腕を振って」と言われたが、体得できず。やむなく「まず上体の力を抜き、下半身だけで走る。しんどくなったら腕を振る」という作戦で本番に臨むことに。超我流の「上半身・下半身分離走法」だった……。
本番前日に現地入り。ゼッケンをピックアップに、南港のインテックス大阪へ。ここで一転、気持ちがデカくなった。企業ブースやフードコートがあり、完全なお祭りムード。「これ、選手たるオレのために準備されてるんだ」という高揚感に浸れた。まあ選手は3万人いるんだが。前夜祭では橋下知事(当時)の「大阪マラソンは私が提唱した」というスピーチも聞いた。
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photograph by Sports Graphic Number