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「三笘薫は難しいが…」W杯日本代表26人を“最終予想”「それでも遠藤航と冨安健洋が選ばれる」これだけの理由「サプライズ候補は英で活躍“あのFW”」
posted2026/05/14 17:02
ケガ人が続出するなか、森保一監督はどんなメンバー構成でW杯に臨むのか。長く日本代表を取材する戸塚啓氏が26人を予想した
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph by
Kiichi Matsumoto
すべては、チームのターゲットで決まる。
5月15日の日本代表のメンバー発表を前に、ケガ人が続出している。長期離脱中のCB町田浩樹、MF遠藤航、MF南野拓実に加えて、鈴木唯人が5月3日に右鎖骨を骨折した。9日には三笘薫が、左脚ハムストリングスを痛めた。コンディションに不安を抱える選手は、彼ら以外にもいる。
グループステージ3試合にすべてをぶつける前提なら──ワールドカップに初出場した1998年大会のような立ち位置なら、開幕からフルパワーで戦える26人を選ぶべきである。コンディションに不安を抱える主力よりも、心身ともに戦える状態にあるバックアッパーの招集を優先する。
「ラウンド32からの出場」なら1カ月半の猶予がある
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今回の日本は、どんな立場か。
森保一監督と選手たちは、「過去最高の景色」を目指している。ベスト16の壁を破り、ベスト8、ベスト4と、未知なる領域へ足を踏み入れることを自らに課している。
出場国が「48」に増えた今回は、グループステージ突破後のラウンド32が通算4試合目で、ラウンド16が5試合目となる。大会通算5試合目に勝利することで、「過去最高の景色」へのドアが開く。
ここでポイントにあげたいのは、試合のスケジュールだ。グループステージの勝ち上がり方によるが、ラウンド32は6月29日、30日、7月1日、2日のいずれかで、ラウンド16は7月4日、5日、6日、7日のいずれかである。
5月15日のメンバー発表時点でコンディションに不安がある選手でも、ラウンド32からの出場を目指すのなら、1カ月半ほどの時間的猶予がある。6月14日のオランダ戦に間に合わないというだけで、選考の対象外とするのはもったいない。
ベッカム、ロッベン、スアレスは“間に合った”
ケガでワールドカップ出場を危ぶまれながら、本大会のピッチに立った選手はいる。
たとえば2002年大会のデイビッド・ベッカム(イングランド)である。4月に中足骨を骨折し、4月、5月のテストマッチ3試合を欠場した。しかし、ワールドカップでは全5試合にスタメン出場した。

