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「三笘薫は難しいが…」W杯日本代表26人を“最終予想”「それでも遠藤航と冨安健洋が選ばれる」これだけの理由「サプライズ候補は英で活躍“あのFW”」
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/05/14 17:02
ケガ人が続出するなか、森保一監督はどんなメンバー構成でW杯に臨むのか。長く日本代表を取材する戸塚啓氏が26人を予想した
オランダ代表として03年から17年までプレーしたアリエン・ロッベンは、10年の南アフリカ・ワールドカップへの最終調整試合でハムストリングスを痛めた。グループステージ初戦のデンマーク戦、第2戦の日本戦を欠場し、第3戦から復帰した。
ウルグアイのエースストライカーとして君臨したルイス・スアレスは、14年のブラジル・ワールドカップの開幕直前に半月板損傷の手術を受けた。大会前最後のテストマッチとグループステージ初戦は欠場したものの、グループステージ第2戦でスタメンに名を連ね、イングランドから2ゴールを奪っている。
遠藤航、鈴木唯人、冨安健洋を選びたい理由
ワールドカップで4試合目、5試合目を勝ち抜くには、選手の使い分けが必須だ。スタメンを大幅に代えないとしても、試合中の選手交代で個々の疲労を分散し、チームとしてのプレー強度を保っていくことが欠かせない。主力が絶えずフル出場する、というのは現実的でない。
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たとえばボランチなら、グループステージの3試合は鎌田大地と佐野海舟のふたりをスタメンで起用し、田中碧と藤田譲瑠チマを交代カードとする。そして、グループステージを突破したら遠藤航を起用していく。遠藤のコンディション次第では、グループステージからピッチへ送り込んでもいいだろう。
南アフリカでのロッベンは、復帰初戦で17分、2試合目で71分、3試合目でフル出場と、プレータイムを延ばしていった。遠藤やその他のケガ明けの選手も、同じように大会途中から戦力として計算していく、という考え方は成り立つ。
遠藤と鈴木唯人については、受傷時期やその程度を考慮しても、メンバーに入れたいと考える。鈴木唯人は筋肉系のケガではなく、南野拓実と同じシャドーの選手ということも理由だ。
3月のイギリス遠征は不参加となった冨安健洋についても、クローザーでの起用を前提にメンバーに加えたい。右サイドだけでなく左サイドでプレーできる彼は、出場時間を管理しながら交代カードとして使っていく。

