テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER

「ミヤニシ、40歳現役はスゴい」“大谷翔平と共闘”元日本ハム助っ人39歳は引退撤回→今もメジャー名リリーフ…テレビに映らないドジャース取材の日常 

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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photograph byGetty Images,Naoyuki Yanagihara

posted2026/04/25 17:00

「ミヤニシ、40歳現役はスゴい」“大谷翔平と共闘”元日本ハム助っ人39歳は引退撤回→今もメジャー名リリーフ…テレビに映らないドジャース取材の日常<Number Web> photograph by Getty Images,Naoyuki Yanagihara

大谷翔平とマーティン。10年前に日本ハムに導いた2人はそれぞれ今もメジャーリーガーとして戦っている

 マーティンは2018年にレンジャーズに移籍して以降、ブレーブス、カブス、ドジャース、レッドソックスと渡り歩き、25年に再びレンジャーズに復帰。日本ハム入団前はメジャー通算40試合の右腕が、いまや日本時間4月22日時点で通算426試合に登板するメジャー屈指の救援投手となっている。

 日本ハムには同じ中継ぎ投手だった宮西尚生、玉井大翔や先発の有原航平、加藤貴之、内野手の中島卓也、外野手の西川遥輝などマーティンがともにプレーした多くの選手が残っている。

「40歳の宮西がまだ現役を続けているのは本当にすごいこと。僕もまだまだ頑張らなくてはいけない。北海道に行く機会があればみんなによろしく伝えて欲しい」

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 2メートル3センチの長身から日本ハム時代についた愛称は「キリン」。39歳となったマーティンは日本で培った勝負度胸で、まだまだ右腕を振っているのだった。

マーティンとの再会はならなかった大谷だが

 そのマーティンと日本ハムで同僚だった大谷は、グラウンド上での再会はならなかった。

 しかし試合では無安打で迎えた5回1死一塁の第3打席、相手先発クマー・ロッカーの外角スライダーに食らい付き、右前にはじき返した。イチロー氏を超え、日本選手最長となる44試合連続出塁。一塁上で両手を叩いて喜んだ。球団記録でも5位タイに浮上。デーブ・ロバーツ監督は「素晴らしい。まだ本来の状態ではない中でこれだけやっている」と称えた。

 野球を始めた小学2年からイチロー氏は憧れの存在だった。大谷の打撃理論は「ストライクが来れば振る」とシンプル。安打を量産したレジェンドとタイプは違えど好球必打という共通点がある。

 同記録は5日から使う先端がくり抜かれた、振り抜きやすさを優先する「くり抜きバット」で達成した。2打席目は通常のバット、この打席では再び「くり抜きバット」を使用した。指揮官の言葉通り本調子ではない中、試行錯誤で自身の感覚の微調整を繰り返している。

この日はボブルヘッドデー…チケットは完売

 なおこの日は今季初となる大谷のボブルヘッドデー(首振り人形配布日)。午後2時頃には開場前のドジャースタジアムのAゲートには50人ほどのファンが列をつくっていた。

 移籍3年目にして球団史上3位タイの7度目のボブルヘッドデーとあって、特別感が少し薄れてしまうのではと勝手に心配していたが——杞憂だった。

【次ページ】 「四球が好き」発言をロバーツ監督は称えた

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