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突然の大谷ルール批判…なぜアメリカで賛否? 「エンゼルス時代は批判なかった」「不公平だ」ウラ事情…メジャーで出現しない“2人目の大谷翔平”

posted2026/04/29 06:01

 
突然の大谷ルール批判…なぜアメリカで賛否? 「エンゼルス時代は批判なかった」「不公平だ」ウラ事情…メジャーで出現しない“2人目の大谷翔平”<Number Web> photograph by Getty Images

大谷翔平に適用されている「二刀流ルール」。なぜ今、アメリカで賛否?

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水次祥子

水次祥子Shoko Mizutsugi

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大谷翔平に適用されている「二刀流ルール」を問題視した他球団監督の発言が米国で議論を呼んでいる。なぜ今なのか――。背景をひもとく。【全2回の2回目】

 二刀流選手は投手登録人数に含まれない、通称「オオタニルール」がアメリカで議論を呼んでいる。

 メッツなどで12年間プレーし23年に現役を引退した元内野手で解説者のダニエル・マーフィー氏は4月23日配信の米野球ポッドキャスト「ファウルテリトリー」で独自の考えを述べている。

「スポーツ界で最も不均衡」

「余分に投手を抱えるための、いい具合のチートコードのようになっているよね。13人枠外のオオタニがとてつもない投球をするのだからね。ただ私は登録枠のことよりも、オオタニが投手として降板してもDHとして試合に残れるルールをむしろ問題視したい。投手として降板したら、打線からも外れるべき」

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 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の名物記者ケン・ローゼンタール氏も「ある球団の編成トップは、選手登録枠のルールに加えて投手降板後にも打線に残れるルールは、メジャーなスポーツ界で最も不均衡なアドバンテージを生み出していると指摘していた」と伝えている。論争の発端はカウンセル監督の投手枠に関するものだったが、話はそれにとどまらず二刀流ルールの他の側面にまで及んで広がっているというわけだ。

 別の視点からの意見もある。レッドソックスやオリオールズなどでGMを務めたダン・デュケット氏がUSAトゥデー紙のインタビューで語っている。

【次ページ】 「エンゼルス時代は批判なかった」

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