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「日本代表は良いチームだからだ」敗軍の将トゥヘルvs英記者“険悪会見”後もミックスゾーンでバトル「フォデンはW杯に行くのか?」連呼に本音ポツリ
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byEPA/JIJI PRESS
posted2026/04/07 06:01
森保一監督率いる日本に敗戦したイングランド代表のトゥヘル監督。厳しい記者とのやり取りは会見後も続いていた
「彼はすべてを試した。キャンプでは素晴らしかったと言える。だが、それをピッチで示すのに苦労していた。最近マンチェスター・シティで多くの出場時間を得ていなかった。キャンプに来た時、彼は満面の笑みを浮かべていて、トレーニングでも本当に良かった。だから私は、彼が私たちを驚かせ、同じ気迫と興奮をもってプレーしてくれると思っていたんだが……」
「W杯に…あなたは連れて行くのか?」質問にポツリ本音
言葉を濁す指揮官に、記者はさらに踏み込む。
「W杯に、彼を連れて行けるか?」
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「可能だ」とトゥヘルは短く答えた。
しかし、ここで記者は怯むことなく畳み掛けた。
「あなたは連れて行くのか?」
こう問い直すと返答までに、わずかな間が生まれた。
「彼が来ることが保証されているわけではない」
トゥヘルがポツリと漏らした本音だった。
記者の“揺さぶり”は続いた
また別の記者からは、こんな質問があった。
「期待値が少し下がることが、むしろチームにとって好都合なのでは?」
タレントがそろうイングランド代表について、W杯優勝の有力候補として見る向きがある中で、トゥヘルが「そう見なすべきではない」と言及していることを受けての“揺さぶりともいえる質問だ。それに対してトゥヘルは「ファンとチームのためにポジティブな結果で終えたかった」と表現するにとどまった。
それでも最後に、トゥヘルは未来に目を向けた。
「最も重要なのは、選手たちがクラブに戻り、シーズンを良い形で終えることだ。そして6月にフロリダで行うキャンプで、適切に準備を進める。シーズンは長い。だが我々はそれを考慮に入れて準備を進める」
そう語るとトゥヘルは短く「メルシー」と告げ、記者たちの輪から離れていった。
〈サッカー特集:つづく〉

