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「印象に残ったのはナカムラ…過去にはリバプール移籍も噂された」英国ベテラン記者が明かす“今夏プレミア移籍できそうな森保ジャパンの3人”「サノはサプライズ」
posted2026/04/06 17:01
アーセナルDFベン・ホワイトを苦しめた中村敬斗(25歳)。英国ベテラン記者からも真っ先に名前があがった
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田嶋コウスケKosuke Tajima
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Getty Images
「日本代表は素晴らしいサッカーをした。日本人は、これほどの代表チームを擁していることを誇りに思うべきだ」
そう力を込めたのは、英紙サンデー・タイムズでサッカー部門の主筆を務めるジョナサン・ノースクロフト記者だ。スコットランド生まれながら、鋭い分析と精密な取材に定評のある同記者は、花形であるイングランド代表番を務めている。
まずノースクロフト記者は、1−0でイングランドを下した日本代表について次のように語った。
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「FIFAランク4位のイングランドでも、日本にはオン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでも最高のプレーをしなければ勝てないと思い知らされた。日本がFIFAランク18位の好位置につける理由が、よくわかった。少なくともトーマス・トゥヘル政権において、イングランドが対戦した中で日本は最も優れたチームだった。セネガルにも敗れたが、当時はイングランドのコンディションが良くなかったから」
2002年の日韓W杯も現地取材した同記者はこう言葉を続ける。
「今回の英国遠征、つまりスコットランド戦とイングランド戦を通じて、日本は英国サッカー界にひとつの教訓を与えた。それは、もはや日本は“フィジカルで押し切れる相手ではない”ということ。フィジカル勝負に出たスコットランドにも力負けしなかった。むしろ日本は、戦術的にも技術的にも非常に洗練されていた。22年W杯4位のモロッコ、18年W杯2位のクロアチアのように、日本が今年のW杯でダークホース(大穴)になる可能性は十分にある」
【1】「特に印象に残ったのはナカムラ」
ノースクロフト記者の話は、選手個々のプレーに移った。
「イングランド以外のクラブに所属する選手で、プレミアクラブから関心を持たれそうな選手はいるのか?」。普段プレミアリーグを取材する同記者は、この点をテーマに語った。真っ先に挙げたのは、フランス2部スタッド・ランスでプレーする中村敬斗(25歳)だった。
「特に印象に残ったのは中村敬斗だ。ボール扱いが非常に上手く、三笘薫のゴールを生んだグラウンダーのアシストも素晴らしかった。技術、判断、スピードが秀逸だった。

