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「日本代表は良いチームだからだ」敗軍の将トゥヘルvs英記者“険悪会見”後もミックスゾーンでバトル「フォデンはW杯に行くのか?」連呼に本音ポツリ
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byEPA/JIJI PRESS
posted2026/04/07 06:01
森保一監督率いる日本に敗戦したイングランド代表のトゥヘル監督。厳しい記者とのやり取りは会見後も続いていた
「今日(チームには)疲労は見えたか?」
「ああ、ハッキリと見えた」
トゥヘルは即答した。それは、今シリーズの苦しい台所事情のすべてを物語る一言だった。
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「多くの選手をキャンプ中に失った(デクラン・ライスやブカヨ・サカらがコンディション面の懸念を理由に途中離脱)。だから、現時点で最強と思われるメンバーで戦うことは不可能だったんだ」
それでも、トゥヘルは目標への信念は揺るぎないことを口にした。
「我々は夢を諦めない。『なぜダメなんだ?』という問いを捨てたりはしない」
ここで似た状況だと認めたのは、25年6月の国際親善試合でセネガルに1−3と敗れた時期だ。当時もチームは疲弊していて結果が出せなかったものの、そこから立ち直り、W杯予選で5連勝を飾って本大会切符をつかみ取ったことを強調した。
「状況は少し似ている。私は今でも100%信じている。時として、また一つ勝利を重ねるよりも、厳しい試練を経験する方が良いこともある」
「保証ではない」トゥヘルが語ったフォデンW杯選考の現実
記者陣から質問が飛んだのは、チーム全体でのコンディション面だけでない。特定の選手――日本戦でのゼロトップ起用をはじめ、チャンスを与えられたフォデンである。
マンチェスター・シティ所属のフォデンは今季プレミアで7ゴールを挙げているが、1月に入って以降スタメンに名を連ねる機会が減っており、いわゆる“当落線上”と見られる代表格だ。
「トーマス、フィル・フォデンはこの2試合で素晴らしい機会を得た。彼はそのチャンスを掴んだか?」
英記者からのこんな質問に対して、トゥヘルは言葉を選びながら答えた。

