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マスクの窓から野球を見ればBACK NUMBER
今春は沖縄尚学、横浜も初戦敗退…なぜ「センバツで波乱が多発」? ベテラン指導者が明かす“意外なワケ”「選手たちがホッとしてしまうんです」
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byJIJI PRESS
posted2026/03/27 17:02
昨夏の甲子園を制した沖縄尚学。末吉良丞と新垣有絃の2枚看板は健在だったが、センバツは初戦で敗れた
今も指導者として高校野球に携わりながら、時折、春、夏の「甲子園」に乗り込んでくることもある「現役」である。
その方との語らいの中に、このようなくだりがあった。
「センバツを見てると、勝ち上がっていけそうなチームが、意外とあっさり姿を消してしまうこと、あるじゃないですか」
なぜセンバツには「波乱」が多いのか?
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昔……そう「20世紀」の頃のセンバツは、確かに出場チームにも強弱があった記憶がある。だが、ここ20年ほどは、いうなれば強豪同士の試合がほとんどを占めるようになった。
なので、勝者も敗者もどちらも「強豪」なのだが、試合内容として「あれっ、もっと粘れたんじゃないかな」というまさかの“あっさり敗退感”が残るゲームは正直、時々はあるように感じる。
「私も『えっ、もう負けちゃうの!』って思うことが時々あるんですけど、これ、どうしてだと思います?」
そんな疑問に答えあぐねていると、ここから――まったく想定外の話が始まった。
<次回へつづく>

