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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「移籍金6億円はバーゲン価格」「“ミトマの1ミリ”弾後もアオは成長」英国での日本代表MF田中碧リアル評「リーズでモリタとの共演が実現すれば」
posted2026/03/30 17:01
リーズで出場機会が限られている田中碧だが、W杯に向けてどのような歩みを見せるか
text by

ジョン・ブルーウィンJohn Brewin
photograph by
Rene Nijhuis/MB Media,Getty Images
田中碧がリーズに引き抜かれた背景
リーズ・ユナイテッドは強者に抗ってきた歴史を持つ、誇り高きフットボールクラブだ。英国有数の学生の街を本拠とし、若くてエネルギーに満ちた多くのサポーターに支えられている。
プレミアリーグになる前のイングランド1部リーグを3度制し(1968-69、1973-74、1991-92シーズン)、その後は大胆な投資でチームを強化し、2000-01シーズンにはチャンピオンズリーグでベスト4に進出。しかしそこを頂点に財政が悪化し、長らく下部リーグで戦っていた。
2018年にマルセロ・ビエルサ監督を招き、2020-21シーズンからプレミアリーグに復帰すると、そのシーズンは9位とトップハーフで終えたが、以降は17位、19位となり、3年で2部に逆戻り。クラブは再び、蘇生への道を模索し始めた。
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その2023年夏には、アメリカのフォーティナイナーズ・エンタープライズがリーズの全株式を買い取り、新たなオーナーになった。同社はNFLのサンフランシスコ・フォーティナイナーズ系列の投資会社で、彼らの最初の目的はリーズをいち早くプレミアリーグに昇格させ、世界的な知名度を維持することだった。それでも投資会社らしく、2024年夏にはジョルジニオ・ルッターやアーチー・グレイら高値がついた選手を売却。その補填として、フォルトゥナ・デュッセルドルフから田中碧を引き抜いた。
“移籍金6億円”はバーゲン価格だった
リーズが田中獲得のためにドイツ2部のクラブに支払った移籍金は、推定290万ポンド(現在のレートで約6億円)。その後の活躍を考えると、今のプレミアリーグでは破格と言えるバーゲン価格だった。
