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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「移籍金6億円はバーゲン価格」「“ミトマの1ミリ”弾後もアオは成長」英国での日本代表MF田中碧リアル評「リーズでモリタとの共演が実現すれば」
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ジョン・ブルーウィンJohn Brewin
photograph byRene Nijhuis/MB Media,Getty Images
posted2026/03/30 17:01
リーズで出場機会が限られている田中碧だが、W杯に向けてどのような歩みを見せるか
「(チェルシーに勝てたのは)チームの努力とサポーターの声援のおかげだ。自分の人生は常に自分で切り開くもの。フラストレーションを感じても、それをエネルギーに変えるだけだ」
過去8試合のリーグ戦で22分しか出場していない田中は今、間違いなく不満を抱えているだろう。本人は先発して、できるかぎり長くピッチに立っていたいはずだが、何よりも残留を目指すチームの中盤には、彼の持ち味とは異なるクオリティーが求められている。また不用意にボールを失いがちなことや、やや感情的にすぎるプレーが、批判の的になることもある。
アオは気持ちよく一緒に仕事ができる人間だ
ただし昨シーズンのリーズのベストプレーヤーのひとりは、指揮官に見限られたわけではない。ファルケ監督は言う。
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「足元を見つめ、自己批判ができる選手を、私は好む。フットボールの世界には、そうではない人の方が圧倒的に多いからね。いずれにせよ、アオはこのチームに多大な貢献をしてきたし、気持ちよく一緒に仕事ができる人間だ」
4年前のワールドカップで、三笘薫からの折り返しを受けてスペイン相手に逆転ゴールを決めた田中は、そこからさらに成長している。
丁寧に攻撃を組み立て、コースが見えたら鋭いシュートを放ち、プレスにも足を止めることはない。守備に重きを置くチームの現状により、クラブでは出番が限られているが、スコットランドとイングランドとの強化試合のメンバーには選ばれた。日本代表の森保一監督は、イングランドのトップレベルで研鑽を積む彼に期待しているのだろう。
もし来季、守田との共演が実現すれば
リーズが今季、17位以上で終えられれば、田中はまたプレミアリーグを経験できるはずだ。リーズへの移籍が囁かれ続けているスポルティングの守田英正との共演が実現すれば、来季は日本のプレミアリーグファンの楽しみがまたひとつ増えるだろう。〈日本代表特集:つづきは下の【関連記事】へ〉

