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「オオタニ、スキ。でも今日は敵」外国人ファンも大谷翔平の打撃練習に騒然…「天皇皇后両陛下、愛子さまから拍手」“ネトフリに映らない”WBC観戦記
text by

AkiAki
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/03/21 17:00
大賑わいだった2026年のWBC東京ラウンド。観戦したファンが見た光景は
3月5日 チャイニーズ・タイペイvsオーストラリア 4万523人
3月5日 チェコvs韓国 1万9920人
3月6日 オーストラリアvsチェコ 2万1514人
3月6日 日本vsチャイニーズ・タイペイ 4万2314人
3月7日 チャイニーズ・タイペイvsチェコ 4万522人
3月7日 韓国vs日本 4万2318人
3月8日 チャイニーズ・タイペイvs韓国 4万584人
3月8日 オーストラリアvs日本 4万2331人
3月9日 韓国vsオーストラリア 3万2908人
3月10日 チェコvs日本 4万2340人
特にチャイニーズタイペイの試合は日本戦以外の3試合についても早い段階で完売し、デーゲームを含む全試合で4万人越えとなった。
オオタニスキ、でも今日は敵
チャイニーズタイペイといえば応援団やチアが有名だが――野球通も多く日本の野球にも詳しい、そして野球に対する情熱や熱量が想像以上に高いと、ファンと話してみて感じた。
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「1週間仕事を休んで日本に来ている。台湾の試合全部観るよ」
「オオタニは好きだけど、今日は打ち取るからね」
「ニッポンスキ、オオタニスキ、でも今日は敵」
日本戦でもあらゆる座席から、台湾ファンの歓声が聞こえたほどだった。WBCにおいて史上初めて韓国を破った試合では、選手たちが涙しながら優勝したかのようにマウンド上に集まって歓喜の輪を作ったが、同時に球場にいる応援団やファンも涙を流して喜ぶ様子に心を揺さぶられた。
台湾、韓国、オーストラリアの3チームが準々決勝の可能性が残る中行われた韓国vsオーストラリアも見応えのある試合となった。韓国は「5点差かつ2失点以内での勝利」という限られた条件でのみ進出可能だったが、韓国がこの条件を制して4大会ぶりの東京ラウンド突破、韓国選手は涙し、キャプテンのイ・ジョンフ(ジャイアンツ)はその場に崩れ落ちて、しばらく立ち上がれない姿に感動した方も多いだろう。
チェコ代表は最下位に終わったものの、この大会をもって代表を引退するオンドジェイ・サトリアが、侍ジャパンを相手に球数制限いっぱいの4回2/3を無失点、3奪三振の快投。降板する際には東京ドームの周囲を見渡しながらこの瞬間を目に焼き付けようとしているように見えた。チームメンバーに迎えられる姿、球場中から温かい拍手に包まれたこの瞬間もこの大会のハイライトのひとつになるだろう。
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また、東京ドームの外でも興味深い光景があった。

