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「オオタニ、スキ。でも今日は敵」外国人ファンも大谷翔平の打撃練習に騒然…「天皇皇后両陛下、愛子さまから拍手」“ネトフリに映らない”WBC観戦記
posted2026/03/21 17:00
大賑わいだった2026年のWBC東京ラウンド。観戦したファンが見た光景は
text by

AkiAki
photograph by
Hideki Sugiyama
1次ラウンドを全勝でマイアミへの切符を手にしたものの、ベスト8で敗退となった侍ジャパン。東京ラウンドでの日本戦など計6試合を生観戦することができたので、ファン目線で印象に残った名シーンや決定的瞬間について、配信したNetflixには映らなかった現場の風景を記したい。
WBCの価値が20年で確実に高まったと感じる理由
まず、今回特に感じたのは――第1回大会から東京ラウンドを観戦し続ける中で、「WBCの価値が確実に高まっている」と球場の熱気を通して体感できたことだ。
2006年にWBCが始まった当初は多くの選手が出場に消極的で、かつ大会の将来性についても疑問を持たれていた。そんな中、当時メジャーでスーパースターだったイチローは「1回目がなければ2回目もない、歴史ってそうやって作られていくもの」と出場を決め、日本は第1回、第2回大会と連覇を果たした。
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しかしイチローをはじめ、日本からも松坂大輔、上原浩治、和田毅、藤川球児、福留孝介に青木宣親ら、後にメジャー挑戦するスター選手を揃えても、2006年の開幕戦は満員にはほど遠かったと記憶している。
大会前に発生した権利関係のゴタゴタ、日本プロ野球の価格と比べても倍以上の高額チケットだったこともあり、二次流通でも半額以下でチケットが販売されるという状況で、今回の大争奪戦からは想像できないような状況だった。
日本戦以外でも3~4万人台の大観衆が
WBC観戦環境が20年間で変貌した中で、2023年大会と今回で大きく異なったのが、日本戦以外のチケットも個別販売された点だ。前回まではデーゲームは自由席で観戦できる(外野席や2階席は開放せず)スタイルだったのだが、今回は完全入れ替え制かつ全席指定席と変更した。
「日本戦以外は盛り上がらないのでは?」
そんな当初の懸念を覆して、以下のように多くのファンが東京ドームに訪れた。

