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「遊園地が好き」三浦璃来が17歳から歩んだ“りくりゅう”黄金の旅…じつは“木原龍一に救われていた”北京五輪「全ミスでもいいからね、と」
posted2026/02/20 17:03
「りくりゅう」が世界一に輝くまで、三浦璃来はどんな言葉を紡いできたか
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Sunao Noto/JMPA
「りくりゅう」が世界の頂点に立つまで歩んだ旅路。三浦璃来、木原龍一のストーリーとともに振り返る。
ぶつかっても、いっしょに改善できる
<名言1>
「メダルだよ?」と何度も聞かれました。
(三浦璃来/NumberWeb 2021年11月21日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/850733
◇解説◇
「りくりゅう」の2人が世界のトップへと駆け上がっていったストーリーの中で、1つ目のターニングポイントとなったのが、2021-22シーズンのグランプリシリーズだった。第1戦のスケートアメリカで2位、第4戦のNHK杯でも3位となり、日本のペアとしては高橋成美・マービン・トラン(カナダ)以来、11シーズンぶりとなる2大会連続表彰台に立った。
三浦は涙が止まらなかった。しかしこれは、うれし涙ではなかった。
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「すごく悔しいのに、横でうれしがっていて、自分が跳んでいたらもっと上がっていたわけじゃないですか。あのとき跳んでいれば、という思いで」
三浦の姿に木原は「なんで泣いているんだろう」と思ったそうだが、目指す地点が当時からより高いものだった――そんな象徴のようなエピソードだ。日本のペアは、海外の上位国と比べて後れを取っていると言われ続けてきた。そこに現れた2人だっただけに、当時日本がまだ手にしていない五輪団体戦のメダル獲得へ向けて期待も寄せられていた。そんな中でも、2人は地道に技術と信頼を積み重ねていった。
三浦はこのようにも語っている。

