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「遊園地が好き」三浦璃来が17歳から歩んだ“りくりゅう”黄金の旅…じつは“木原龍一に救われていた”北京五輪「全ミスでもいいからね、と」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySunao Noto/JMPA
posted2026/02/20 17:03
「りくりゅう」が世界一に輝くまで、三浦璃来はどんな言葉を紡いできたか
「合わせているんじゃなくて、合うんだよね。だから言いたいことも言い合えるし、ぶつかっても、いっしょに改善できる」
北京五輪…じつは木原に救われていた
<名言2>
「フリーを滑らせてくれてありがとう」と言われて。
(三浦璃来/NumberWeb 2022年2月20日配信)https://number.bunshun.jp/articles/-/852118
◇解説◇
今からさかのぼること4年前、りくりゅうは北京五輪フィギュアスケート・ペアで7位入賞を果たした。団体戦では、ショート4位、フリー2位と好成績を残し、日本の銅メダル獲得に大きく寄与していた。
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ただ、じつはペアショートプログラムでの結果は8位だった。トリプルトウループで三浦が2回転になったことに「自分のジャンプ抜けが悔しいです」(三浦)と悔いを残した。
しかしフリーで過去最高の演技を見せる。冒頭はトリプルツイスト。そのあと、課題としていた3回転-2回転-2回転のトウループを着氷。3回転ルッツのスロージャンプ、3回転サルコウ、3回転ループのスロージャンプ……。
「昨日のショートは無意識のうちにノーミスを狙いすぎて、心から楽しめていない自分たちがいました。今朝の練習でも2人のタイミングがなかなか合わなくて」
三浦は苦しんでいたことを明かしている。しかしパートナーからこのように言葉をかけられていた。
「龍一君の、『全ミスでもいいからね』という言葉に救われました」
ミラノ・コルティナ五輪の舞台ではリフトのミスがあった木原を三浦が励ますシーンが語り草となっているが——4年前は逆の立場でピンチを乗り越えていた。
もともと遊園地が好きで、投げられたり…
<名言3>
私よりペア歴の長い龍一くんの言葉には重みがありますね。
(三浦璃来/NumberWeb 2026年2月19日配信)https://number.bunshun.jp/articles/-/869358
◇解説◇
20歳時にシングルスケーターから転向した木原は、今年でペア13年目。酸いも甘いも噛み分けてきたスケーター人生をベースに、9歳年下の三浦とともに栄光を目指してきた。

