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オリンピックへの道BACK NUMBER
「2度とやらないでほしい」わずか1カ月前に日本選手が巻き込まれた“進路妨害”「失格しても、相手を巻き込んだ事実は残る」スピードスケート“被害者の怒り”
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAsami Enomoto/JMPA
posted2026/02/15 11:01
ミラノ五輪スピードスケート男子1000mで進路妨害を受け、思わず頭を抱えたオランダのベンネマルス
失格しても、相手を巻き込んだ事実は残る
集団でのレースとなるマススタートでは、ルールはありつつもその中で激しい駆け引きも行われてきた。そして集団だから接触もより起こりやすくなる。
2022年北京五輪では準決勝でエリザベータ・ゴルベワ(ロシア五輪委員会)が進路妨害で失格。決勝では佐藤がスパートしようとしたとき、ロシアの選手のブレードがあたった。8位入賞は果たしたが「あれがなければ3位争いに食い込めたかなと思います」と語っている。
進路妨害による失格はルールの特性上、起こり得る。ただ一つ言えるのは、そうした場合、失格した選手のみならず、それが相手を巻き込んでしまうということだ。4年に一度の大舞台で、もてる力を出し切れない……。ベンネマルスの怒りもまた、自然なことであっただろう。《前編も公開中》
