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1日290杯売った「現役グラドルのビール売り子」が明かす、リアルな兼業事情「気づかれたときは…」倉沢しえりが出会った“太っ腹すぎる”常連客とは
posted2026/01/29 11:00
お笑い番組でバズり、現役ビール売り子としても活動中のグラビアアイドル・倉沢しえりさんインタビュー【第1回】
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Shiro Miyake/本人提供
◆◆◆
最初はビールを売らせてもらえない
倉沢 きっかけは、「現役○○」っていう肩書きが欲しかったんです。グラビアアイドルとしてテレビに出演するときに、覚えてもらいやすい自己紹介がしたくて、だけど今更「現役大学生」や「現役看護師」にはなれない(笑)。おのののかさん(※かつて伝説のビール売り子とも呼ばれた)に似てると言っていただくことが結構あって、「私もやってみよう!」と。
――2024年シーズンからビールの売り子を始められたそうですが、それまで球場に足を運んだ経験はありましたか。
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倉沢 幼稚園から小学生の頃にアメリカに住んでいて、両親がヤンキースを応援していたので、メジャーの球場には行っていました。松井秀喜さんも生で見たことがあります!
――華やかに見えるビール売り子の世界ですが、舞台裏ではどんなふうに仕事を行っているんですか?
倉沢 始めたての頃は、全身筋肉痛になりましたね……。私はキリンを担当しているのですが、最初のうちは人気のビールは持たせてもらえず、日本酒を売っていました。
「先輩のお客さんをとってはいけない」暗黙ルール
――売り子にも下積みの時期があるんですね。そこから徐々にお酒の種類が変わっていくんですか。
倉沢 はい。ハイボールになって、サワーになって……今はビールを持たせてもらっています。人によって違うのですが、私は1年目の5月頃にビール担当になりました。
――スピード出世ですね。
倉沢 ただ、舞台のお仕事が入ったりすると、1カ月出勤できないこともあって、そうなるとまた日本酒からのスタートなんです。ビールを継続して持たせてもらうのも大変なんです。
――背負っている樽は、15~20キロくらいあると聞きます。身体的な疲労はもちろんですが、そのほかにはどんなところが大変ですか?
倉沢 先輩のお客さんを覚えることですかね。「担当エリアから出ない」「先輩のお客さんをとってはいけない」などいろいろなルールがあるんです。先輩の常連さんなのか、新規のお客さんなのかを見極めながら動いていて、頭の中がパンパンになりますよ。

