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「ボクが監督ならW杯招集だ。ミナミノ重傷を踏まえても」日本通ブラジル記者が日本代表19歳MFと“2歳年下”でU-23アジア連覇を激賞「中国を粉砕だ」
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byZhizhao Wu/Getty Images
posted2026/01/27 06:00
U-23アジアカップMVPと得点王を獲得した佐藤龍之介。あらためて北中米W杯メンバー入りへのアピールともなった
「ブライアンは、ポストプレーやパスでチームに貢献し、多くのシュートを放ったことは評価できるんだけど、再三の決定機を外してしまった。日本は概ね優勢だったが、延長まで戦っても追加点を奪うことができず、PK戦へ。GK荒木琉偉が相手のキックを2本止めて、勝ち上がった」
――準決勝の韓国戦は、前半は日本が風上。36分、右CKからCB永野修都が放ったヘディングシュートを相手GKが弾き、小泉佳絃が押し込んだ。ただ、風下に回った後半は韓国にチャンスを作られた。
「試合を通じて強風が吹いていて、気象条件がプレーに大きな影響を与えた。それでも、大部分の時間帯で試合をコントロールしたのは日本。後半は押された場面もあったが、決定的なチャンスは作らせなかった」
リュウノスケはプレーの幅が広がった
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――大会を通じて最も高く評価する選手は?
「誰が考えても、彼だね。4得点をあげて得点王となり、大会MVPにも選ばれた佐藤龍之介だ」
――19歳の佐藤は大会中のオンライン取材で「得点王もMVPも取りたい」と話しており、見事に有言実行しました。彼の長所を具体的に説明してください。
「攻撃に関するあらゆる種類のプレーを、非常に高いレベルでこなすことができる。パスを受けると、素早くターンし、ドリブルでボールを運び、決定的なパスが出せて、シュートを決める。中盤のあらゆるポジションをこなす。のみならず、豊富な運動量を発揮して守備面でも貢献する。昨シーズンは、期限付き移籍したファジアーノ岡山で主にウイングバックを務め、さらにプレーの幅が広がった」
ミナミノ重傷もあるしW杯に…他の選手も目立ったよ
――26日の帰国後の取材では2歳年下の世代で優勝したことについて問われると、「下の世代で優勝することは簡単ではないと思いますが、下の世代で出てる感覚っていうのは全くないと思います。アジア相手に1、2歳の差は言い訳にはならないと思うので。そういったところでは全員が全く意識してなかったです」と語っていたそうです。
「頼もしいね。サムライブルーの監督、選手たちと同様、彼ら20歳前後の選手たちもアジアではなく世界の頂点を目指していることが良くわかるコメントだ」
――仮にあなたが日本代表の監督であれば、佐藤を北中米W杯へ連れて行きますか?

