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[準備と勝ち切る力を備えて]森保一「8年目の集大成へ」

posted2026/01/25 09:00

 
[準備と勝ち切る力を備えて]森保一「8年目の集大成へ」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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Kiichi Matsumoto

史上最強と呼ばれるサムライブルー、それは2度目の大会を控える指揮官がこの4年間で入念な用意に加え、テストを繰り返してきたから。その要諦を監督就任以来、定期的にインタビューしてきた筆者がひもとく。

※FIFAランクは1/16時点

 グループステージ(GS)ばかりに気を取られるつもりはない。森保一の泰然自若な姿からは、そのようなメッセージが伝わってくる。

 北中米ワールドカップに臨む日本代表はオランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフB組(ウクライナ代表、スウェーデン代表、ポーランド代表、アルバニア代表)の勝者とともにF組に入った。抽選会が終わった年の瀬に、本人と話ができる機会があった。彼は落ち着き払った口調で言った。

「ワールドカップに出てくるチームはどこだって強いですよ。我々とすれば相手の良さを消して自分たちの良さを出し、自分たちの良さを出して相手の良さを消す。相手がどこであろうとも自分たちがいい準備をして力を出し切ることを考えていきたい」

 たとえどのグループになろうとも「厳しい戦いになる」とのコメントは同じだったに違いない。最高の景色、つまりは頂点を目標にする以上、組み合わせで一喜一憂することはしない。1、2位で突破すればラウンド32でブラジル代表、モロッコ代表のいずれかと当たる可能性が高いとはいえ、そこに照準を合わせていく口ぶりでもない。「どこだって強い」はどこにだって勝たなきゃいけないという固い決意の裏返しと受け取ることができた。

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